和の式は、以下の形式で表します:
sum [<var> = <start> : <end>] <expression>
ここで <
var>
は、<
start>
から <
end>
までの整数値を順に取る整数変数とし
て扱われます。その各値に対して、式 <
expression>
の値が合計値に追加され、
最終的な合計値がこの和の式の値となります。
例:
print sum [i=1:10] i
55.
# 以下は plot 'data' using 1:($2+$3+$4+$5+$6+...) と同等
plot 'data' using 1 : (sum [col=2:MAXCOL] column(col))
<
expression>
は、必ずしも変数 <
var>
を含む必要はありません。<
start>
と
<
end>
は変数値や数式で指定もできますが、それらの値は動的に変更すること
はできません。そうでないと副作用が起こり得ます。<
end>
が <
start>
より
小さい場合は、和の値は 0 となります。
竹野茂治@新潟工科大学
2017年10月31日