コマンド set rrange は極座標モードのグラフの動径方向の範囲を設定しま
す。これは xrange と yrange の両方も設定してしまいます。両者は、
[-(rmax-rmin) : +(rmax-rmin)] になります。しかし、これの後で xrange や
yrange を変更しても (例えば拡大するために)、それは rrange を変更しない
ので、データ点は rrange に関してクリッピングされたままとなります。他の
軸とは違い、r 軸の自動縮尺では常に rmin = 0 となります。reverse では
自動縮尺フラグは無視されます。
注意: rmin を負の値を設定すると、予期せぬ結果を生む可能性があります。
竹野茂治@新潟工科大学
2017年10月31日