95.50.2 Mouseformat

コマンド set mouse format は、sprintf() に対する書式文字列の指定で、マウスカーソルの [x,y] 座標を描画ウィンドウとクリップボードにどのように表示するかを決定します。デフォルトは "% #g" です。

set mouse mouseformat は、ボタン 1 とボタン 2 の作用時 (座標をクリッ プボードへコピーし、マウス位置に一時的に注釈をつける) の文字列の書式用 に使われます。引数が整数の場合、以下の表にある書式オプションの一つを選択します。引数が文字列の場合は、書式オプション 6 の sprintf() の書式文字列として使われますので、2 つの実数の指定子を含む必要があります。例:

    `set mouse mouseformat "mouse x,y = %5.2g, %10.3f"`.

この文字列をまたオフにするには、set mouse mouseformat "" とします。

以下の書式が利用可能です:


0   デフォルト (1 と同じ)
1   軸の座標                            1.23, 2.45
2   グラフ座標 (0 から 1 まで)         /0.00, 1.00/
3   x = timefmt     y = 軸座標         [(`set timefmt` の設定), 2.45]
4   x = 日付        y = 軸座標         [31. 12. 1999, 2.45]
5   x = 時刻        y = 軸座標         [23:59, 2.45]
6   x = 日付/時刻   y = 軸座標         [31. 12. 1999 23:59, 2.45]
7   `set mouse mouseformat` による書式、例: "mouse x,y = 1.23,     2.450"

竹野茂治@新潟工科大学
2017年10月31日