gnuplot バージョン 4.6 には、繰り返し (iteration) コマンドやブロック構
造を扱える if/else/while/do が導入されています。以下参照: if (72),while (98), do (66)。単純な繰り返しは、コマンド plot, set で利用できま
す。以下参照: plot for (78.10)。複数のコマンドを包含する一般的な繰り返しは、
下で紹介するブロック構造を利用することで行えます。関連する新しい機能で
ある数式型の以下も参照: summation (16.3)。以下は、これらの新しい構文機能をいくつか利用した例です:
set multiplot layout 2,2
fourier(k, x) = sin(3./2*k)/k * 2./3*cos(k*x)
do for [power = 0:3] {
TERMS = 10**power
set title sprintf("%g term Fourier series",TERMS)
plot 0.5 + sum [k=1:TERMS] fourier(k,x) notitle
}
unset multiplot
竹野茂治@新潟工科大学
2017年8月23日