78.3.2 データファイルの例 (example)

次の例は、ファイル "population.dat" 中のデータと理論曲線を図にするもの です。


     pop(x) = 103*exp((1965-x)/10)
     set xrange [1960:1990]
     plot 'population.dat', pop(x)

ファイル "population.dat" は次のようなファイルです。


     # Gnu population in Antarctica since 1965
        1965   103
        1970   55
        1975   34
        1980   24
        1985   10

binary の例:


     # 2 つの float の値を選択し (2 つ目の値は無意味)、一方を読み捨て、
     # 一つおきの float 値を無限に長く続く 1 次元データとして使用
     plot '<file_name>' binary format="%float%*float" using 1:2 with lines


     # データファイルから座標を生成するのに必要な情報をすべてそのヘッ
     # ダに含んでいる EDF ファイルの場合
     plot '<file_name>' binary filetype=edf with image
     plot '<file_name>.edf' binary filetype=auto with image


     # 3 つの符号なし文字型整数値 (unsigned char) を生の RGB 画像の色
     # 成分として選択し、y 方向は反転させ画像の方向を座標平面上で変更
     # する (左上が原点になるように)。ピクセルの間隔も指定し、ファイ
     # ルには 2 つの画像が含まれていて、そのうち一つは origin で平行
     # 移動する。
     plot '<file_name>' binary array=(512,1024):(1024,512) format='%uchar' \
          dx=2:1 dy=1:2 origin=(0,0):(1024,1024) flipy u 1:2:3 w rgbimage


     # 4 つの別のデータからなり、座標情報もデータファイルに含まれてい
     # る。ファイルは gnuplot が実行されているシステムとは異なるエン
     # ディアンで生成されている。
     splot '<file_name>' binary record=30:30:29:26 endian=swap u 1:2:3


     # 同じ入力ファイルで、今回は 1 番目と 3 番目のレコードをスキップ
     splot '<file_name>' binary record=30:26 skip=360:348 endian=swap u 1:2:3

以下参照: binary matrix (91.1.1)

竹野茂治@新潟工科大学
2017年8月23日