描画スタイル boxerrorbars は 2 次元のデータ描画でのみ利用可能です。
これは、3 列、または 4 列、または 5 列のデータが必要です。入力列を追加
(4,5,6 列目) すると、それらは各データ点毎の variable color 情報 (以下参照: linecolor (19.1), rgbcolor variable (19.1.3)) として使われます。誤差線は、箱
の境界と同じ色で描画されます。
3 列: x y ydelta
4 列: x y ydelta xdelta # 箱の幅 != -2
4 列: x y ylow yhigh # 箱の幅 == -2
5 列: x y ylow yhigh xdelta
y の誤差が "ydelta" の形式で与えられて、箱の横幅があらかじめ -2.0 に設
定されて (set boxwidth -2.0) いなければ、箱の横幅は 4 列目の値で与え
られます。y の誤差が "ylow yhigh" の形式で与えられる場合は箱の横幅は 5
列目の値で与えられます。特別な場合として、"ylow yhigh" の誤差形式の 4
列のデータに対する boxwidth = -2.0 という設定があります。この場合箱
の横幅は、隣接する箱にくっつくように自動的に計算されます。3 列のデータ
の場合も、横幅は自動的に計算されます。
箱の高さは、yerrorbars スタイル同様に y の誤差の値から決定されます。
y-ydelta から y+ydelta まで、あるいは ylow から yhigh まで、これらは何
列のデータが与えられているかによって決まります。
竹野茂治@新潟工科大学
2016年2月23日