87.97.1 日時データ (time)

set xdata time は、x 座標がミリ秒精度の日時データであることを意味し ます。set ydata time のように、他の軸用のこれと同等のコマンドもあり ます。

日時データの解釈は、2 つの別の書式で制御しています。ファイルからの入力 データは、その軸に対する timefmt を使って読み込みます。以下参照:set timefmt (87.81)。 その軸の範囲を示す場合は、この同じ timefmt の書式で引用符に囲んで指 定します。

例:


    set xdata time
    set timefmt x "%d-%b-%Y"
    set xrange ["01-Jan-2013" : "31-Dec-2014"]

出力、すなわち軸に沿った目盛りのラベルや、マウス操作での座標出力につい ては、デフォルトでは、秒での内部時刻から日時を表現する文字列への変換に は、関数 'strftime' (unix でそれを調べるには "man strftime" とタイプし てください) を使います。gnuplot はこれを適当に意味のある書式で表示し ようとしますが、set format xset xtics format のいずれかを使っ てカスタマイズすることもできます。 特別な時間書式指定子に関しては、以下参照: time_specifiers (87.26.3)。他の情報 については、以下も参照: time/date (28)

竹野茂治@新潟工科大学
2015年1月5日