14.3 和 (Summation)

和の式は、以下の形式で表します:
     sum [<var> = <start> : <end>] <expression>

ここで < var> は、< start> から < end> までの整数値を順に取る整数変数とし て扱われます。その各値に対して、式 < expression> の値が合計値に追加され、 最終的な合計値がこの和の式の値となります。 例:
     print sum [i=1:10] i
         55.
     # 以下は plot 'data' using 1:($2+$3+$4+$5+$6+...) と同等
     plot 'data' using 1 : (sum [col=2:MAXCOL] column(col))

< expression> は、必ずしも変数 < var> を含む必要はありません。< start> < end> は変数値や数式で指定もできますが、それらの値は動的に変更すること はできません。そうでないと副作用が起こり得ます。< end> < start> より 小さい場合は、和の値は 0 となります。
竹野茂治@新潟工科大学
2014年2月25日