81.68 Table

table モードが有効な場合、plotsplot コマンドは、現在の出力形 式に対する実際の描画を生成する替わりに X Y {Z} R の値の複数列からなる 表形式のアスキー出力を行ないます。文字 R は、次の 3 種類のうちの一つで す: その点が有効な範囲内にある場合は "i"、範囲外の場合は "o"、未定義値 (undefined) の場合は "u" です。データの書式は、軸のラベルの書式 (以下参照: set format (81.23)) によって決まり、列は一つの空白で区切られます。 これは、等高線を生成し、例えば plot で描画するなど、それを再利用する ために保存したいときに便利です。例については、以下参照: set contour (81.14)。 この方法は、補間されたデータを保存するのにも使うことができます (以下参照: set samples (81.64), set dgrid3d (81.18))。

書式:

     set table {"outfile"}
     plot <whatever>
     unset table

表形式の出力は、指定されたファイルに書き出されますが、指定がない場合は 現在 set output で指定されている値に出力されます。現在の出力形式の標 準的な描画に戻すには、unset table を明示的に行なう必要があります。

竹野茂治@新潟工科大学
2014年2月25日