81.23.3 日時データ指定子 (time/date specifiers)

日時データモード (time/date mode) では、次の書式が使用できます:

目盛りラベルの日時書式指定子
書式 説明
%a 曜日名の省略形 (Sun,Mon,...)
%A 曜日名 (Sunday,Monday,...)
%b, %h 月名の省略形 (Jan,Feb,...)
%B 月名 (January,February,...)
%d 日 (01-31)
%D "%m/%d/%y" の簡略形 (出力のみ)
%F "%Y-%m-%d" の簡略形 (出力のみ)
%k 時 (0-23; 1 桁または 2 桁)
%H 時 (00-23; 常に 2 桁)
%l 時 (1-12; 1 桁または 2 桁)
%I 時 (01-12; 常に 2 桁)
%j その年の通算日 (1-366)
%m 月 (01-12)
%M 分 (0-60)
%p "am" または "pm"
%r "%I:%M:%S %p" の簡略形 (出力のみ)
%R "%H:%M" の簡略形 (出力のみ)
%S 秒 (出力では 0-60 の整数、入力では実数)
%s 2000 年最初からの秒数
%T "%H:%M:%S" の簡略形 (出力のみ)
%U その年の通算週 (週は日曜日からと数える)
%w 曜日番号 (0-6, 日曜 = 0)
%W その年の通算週 (週は月曜日からと数える)
%y 西暦 (0-99、1969-2068 年の下 2 桁)
%Y 西暦 (4 桁)

数字を表す書式では、これらの指定子 (% の後ろ、指定子の前) に "0" ("オー" でなく "ゼロ") をつけることで、先頭に空白ができる場合に空白の 代わりに 0 で埋めることができ、また最小の出力幅を正の整数で指定するこ ともできます (出力される数字を表示するのに指定した幅が足りない場合は無 視されます)。書式 %S は実数指定も受けつけますので、小数秒も書けます。 表示する文字の長さは 24 文字まで、という制限があり、長すぎた部分は切り 捨てられます。

例:

日時のデータが "76/12/25 23:11:11" の場合

     set format x                 # デフォルトでは "12/25/76" \n "23:11"
     set format x "%A, %d %b %Y"  # "Saturday, 25 Dec 1976"
     set format x "%r %D"         # "11:11:11 pm 12/25/76"

日時のデータが "98/07/06 05:04:03.123456" の場合

     set format x "%1y/%2m/%3d %01H:%02M:%06.3S"  # "98/ 7/  6 5:04:03.123"

竹野茂治@新潟工科大学
2012年10月3日