set terminal jpeg {{no}enhanced} {{no}interlace} {linewidth <lw>} {dashlength <dl>} {rounded|butt} {tiny | small | medium | large | giant} {font "<face> {,<pointsize>}"} {fontscale <scale>} {size <x>,<y>} {{no}crop} {background <rgb_color>}
PNG, JPEG, GIF 画像は、外部ライブラリ libgd を使って生成されます。大抵 の場合、単一の描画なら PNG の方が向いていて、GIF はアニメーション用で す。それらは損失の少ない画像形式で、損失のある JPEG 形式よりも上質の画 像を生成します。これは、特にベタ塗り潰した背景でのカラーの実線、つまり まさに gnuplot が生成する典型的な画像に対しては注意すべきことです。
オプション interlace は、プログレッシブ JPEG 画像を生成します。デフ ォルトは nointerlace です。
オプション linewidth と dashlength は拡大率で、描画されるすべての 線に影響を与えます。すなわち、これらは様々な描画コマンドで要求される値 に掛算されます。
butt は線分の描画で、その端の点でのはみだしを起こさない描画メソッド を使うようドライバに指示します。この設定は、線幅が 1 より大きい場合に のみ有効です。この設定は、水平線、垂直線の描画の場合に有用でしょう。 デフォルトは rounded (丸め) です。
フォントの選択の詳細は、やや複雑です。
以下に同じ意味を持つ簡単な例を示します:
set term jpeg font arial 11 set term jpeg font "arial,11"
出力描画サイズ < x,y> はピクセル単位で与えます。デフォルトは 640x480 で す。以下も参照: canvas (7), set size (81.65)。 描画終了後の端の余白は、オプション crop で取り除くことができ、その結 果としてその画像サイズは小さくなります。デフォルトは nocrop です。
背景色は 'xrrggbb' の形式で指定します。ここで、x はそのまま文字 'x' を 意味し、'rrggbb' は赤、緑、青の 16 進数での成分です。例えば 'x00ff00' は緑を表します。背景色以外の追加の色指定は非推奨です。
竹野茂治@新潟工科大学