43.84 Xdata

このコマンドは x 軸のデータ形式を日時データにセットします。同様のコマ ンドが他の軸それぞれに用意されています。

書式:

     set xdata {time}
     show xdata

ydata, zdata, x2data, y2data, cbdata にも同じ書式が当てはま ります。

time オプションはデータが日時データであることを伝えます。オプション をつけない場合、データ型は通常のものに戻ります。

gnuplot にどのように日時データを読みこませるかについては、以下参照:set timefmt (p. [*])。日時データは今世紀の始まり (訳注: 厳密には 2000 年 1 月 1 日の始まり) からの秒数に変換されます。時間書式 (timefmt) は現在はた だ一つだけしか使えません。それは、全ての日時データ項目がこの書式に一致 しなければならないことを意味します。また、範囲の指定は、日時指定が数式 と解釈されるのを避けるために、その書式に従った文字列を引用符で囲んで指 定すべきです。

目盛り刻みの見出し (label) を表示するのには関数 'strftime' (unix でそ れを調べるには "man strftime" とタイプしてください) が使われます。 set format x "string" で、10 進数の書式ではなさそうなもの (2 つ以上の '%'、または %f でも %g でもないもの) が与えられていなければ、 gnuplot はこれを適当に意味のある書式で計算して表示します。

他の情報については、以下参照: Time/date (p. [*])

竹野茂治@新潟工科大学
2009年9月7日