43.21.3 日時データ指定子 (time/date specifiers)

日時データモード (time/date mode) では、次の書式が使用できます:

目盛りラベルの日時書式指定子
書式 説明
%a 曜日名の省略形 (Sun,Mon,...)
%A 曜日名 (Sunday,Monday,...)
%b, %h 月名の省略形 (Jan,Feb,...)
%B 月名 (January,February,...)
%d 日 (01-31)
%D "%m/%d/%y" の簡略形 (出力のみ)
%F "%Y-%m-%d" の簡略形 (出力のみ)
%k 時 (0-23; 1 桁または 2 桁)
%H 時 (00-23; 常に 2 桁)
%l 時 (1-12; 1 桁または 2 桁)
%I 時 (01-12; 常に 2 桁)
%j その年の通算日 (1-366)
%m 月 (01-12)
%M 分 (0-60)
%p "am" または "pm"
%r "%I:%M:%S %p" の簡略形 (出力のみ)
%R "%H:%M" の簡略形 (出力のみ)
%S 秒 (0-60)
%T "%H:%M:%S" の簡略形 (出力のみ)
%U その年の通算週 (週は日曜日からと数える)
%w 曜日番号 (0-6, 日曜 = 0)
%W その年の通算週 (週は月曜日からと数える)
%y 西暦 (0-99)
%Y 西暦 (4 桁)

数字を表す書式では、これらの指定子 (% の後ろ、指定子の前) に "0" ("オー" でなく "ゼロ") をつけることで、先頭に空白ができる場合に空白の代わりに 0 で埋めることができ、また最小の出力幅を正の整数で指定することもできます (出力される数字を表示するのに指定した幅が足りない場合は無視されます)。 表示する文字の長さは 24 文字まで、という制限があり、長すぎた部分は切り 捨てられます。

例:

日時のデータが "76/12/25 23:11:11" の場合

     set format x                 # デフォルトでは "12/25/76" \n "23:11"
     set format x "%A, %d %b %Y"  # "Saturday, 25 Dec 1976"
     set format x "%r %D"         # "11:11:11 pm 12/25/76"

日時のデータが "98/07/06 05:04:03" の場合

     set format x "%1y/%2m/%3d %01H:%02M:%03S"  # "98/ 7/  6 5:04:003"

竹野茂治@新潟工科大学
2009年9月7日