50.75.4 Wgnuplot.ini

Windows 版の gnuplot は、ユーザの %APPDATA% ディレクトリにある WGNUPLOT.INI[WGNUPLOT] セクションからいくつかのオプションを 読み込みます。WGNUPLOT.INI ファイルの例です:


     [WGNUPLOT]
     TextOrigin=0 0
     TextSize=640 150
     TextFont=Terminal,9
     GraphOrigin=0 150
     GraphSize=640 330
     GraphFont=Arial,10
     GraphColor=1
     GraphToTop=1
     GraphBackground=255 255 255
     Border=0 0 0 0 0
     Axis=192 192 192 2 2
     Line1=0 0 255 0 0
     Line2=0 255 0 0 1
     Line3=255 0 0 0 2
     Line4=255 0 255 0 3
     Line5=0 0 128 0 4

GraphFont の項にはフォント名とポイント単位のフォントサイズを指定しま す。Border, Axis, Line には、赤の強度 (0-255)、緑の強度、青の強 度、カラーの線種、白黒の線種の 5 つの数字を指定します。この線種 (linestyle) は、0=実線、1=鎖線、2=点線、3=一点鎖線、4=二点鎖線、とな っています。上の例の WGNUPLOT.INI では、Line 2 はカラーモードでは緑の 実線で、白黒モードでは鎖線になります。デフォルトの線幅は 1 ピクセルです。 線種が負の値の場合、その絶対値がピクセル単位での線幅である実線を意味し ます。Line1 と points スタイルで使われる線種は 1 ピクセル幅の実線でな ければなりません。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年12月17日