50.52 Pm

pm ドライバは、グラフが描画される OS/2 プレゼンテーションマネージャ ウィンドウを提供します。そのウィンドウは最初のグラフが描画されたときに 開かれます。このウィンドウは印刷、クリップボードへのコピー、いくつかの 線種や色の調整のための機能、そしてそれ自身のオンラインヘルプを持ってい ます。multiplot オプションもサポートされています。

書式:

     set terminal pm {server {n}} {persist} {widelines} {enhanced} {"title"}

persist が指定されると、各グラフはそれぞれ自身のウィンドウを持ち、そ のすべてのウィンドウは gnuplot が終了した後も開いたままになります。 server が指定されると、全てのグラフは同じウィンドウ内に現われ、それ は gnuplot 終了後も開いたままになります。このオプションは、さらに追 加の数引数を取り、その数字はサーバプロセスのインスタンスになります。よ って、同時に複数のサーバウィンドウを使うことができます。

widelines が指定されると、全てのグラフは幅の広い線で描かれます。 enhanced が指定されると enhanced postscript オプション (詳細は set terminal postscript enhanced 参照) と同じ書式で上付き文字や下付 き文字、複数のフォントを使うことができます。基本的な PostScript フォン トのフォント名は 1 文字に省略できます。

title が指定されると、それは描画ウィンドウのタイトルとして使われます。 それはサーバインスタンス名としても使われ、それは追加の数引数を上書きし ます。

線の幅は set linestyle で変更できます。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年12月17日