45.3 Splot overview

splot は点の集まりとして、あるいは、それらの点を結ぶことによって曲面 を表示することができます。plot と同様に、点はデータファイルから読む こともできますし、指定された区間で関数の値を評価して得ることもできます。 set isosamples を参照して下さい。曲面は、各点を線分で結ぶことで近似的 に作られます。set surface を参照して下さい。そしてその場合曲面は set hidden3d で不透明にもできます。3 次元曲面を眺める向きは、set view で変更できます。

さらに、格子状のデータ点に対しては、splot は同じ高さを持つ点を補間す ることができ (set contour 参照)、そしてそれらを結んで等高線を描くこ とができます。さらに、その結び方には真直な線分や滑らかな線を使うことが できます (set cntrparam 参照)。関数は、常に set isosamplesset samples で決定される格子状データとして評価されます。一方、ファイ ルのデータは、data-file に書かれているような格子状データフォーマット にするか、あるいは格子データを生成する (set dgrid3d 参照) ということ をしなければそうはなりません。

等高線は曲面の上に表示することもできますし、底面に射影することもできま す。底面への射影は、ファイルに書き出すこともでき、そしてそれを plot で再び読み込んで plot のより強い整形能力を生かすこともできます。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年12月17日