43.61 Table
table モードが有効な場合、plot と splot コマンドは、現在の出力形
式に対する実際の描画を生成する替わりに X Y {Z} R の値の複数列からなる
表形式のアスキー出力を行ないます。文字 R は、次の 3 種類のうちの一つで
す: その点が有効な範囲内にある場合は "i"、範囲外の場合は "o"、未定義値
(undefined) の場合は "u" です。データの書式は、軸のラベルの書式
(set format 参照) によって決まり、列は一つの空白で区切られます。これ
は、等高線を生成し、例えば plot で描画するなど、それを再利用するため
に保存したいときに便利です。例については set contour を参照してくだ
さい。この方法は、補間されたデータを保存するのにも使うことができます
(set samples, set dgrid3d 参照)。
書式:
set table {"outfile"}
plot <whatever>
unset table
表形式の出力は、指定されたファイルに書き出されますが、指定がない場合は
現在 set output で指定されている値に出力されます。現在の出力形式の標
準的な描画に戻すには、unset table を明示的に行なう必要があります。
竹野茂治@新潟工科大学
2007年12月17日