43.18 Encoding

コマンド set encoding は文字のコード化 (encoding) を選択します。

書式:

     set encoding {<value>}
     show encoding

有効な値 (value) は以下の通りです。


  default     - 出力形式にデフォルトのコード化の使用を命令
  iso_8859_1  - 多くの Unix ワークステーションや MS-Windows で使用可
                能な最も一般的な西ヨーロッパフォント。このコード化は
                PostScript の世界で 'ISO-Latin1' として知られているも
                のです。
  iso_8859_2  - 中央/東ヨーロッパで使用されるフォント
  iso_8859_15 - ユーロ記号を含む iso_8859_1 の亜種
  koi8r       - 良く使われる Unix のキリル文字コード化
  koi8u       - Unix のウクライナ地方のキリル文字コード化
  cp437       - MS-DOS のコードページ
  cp850       - 西ヨーロッパの OS/2 のコードページ
  cp852       - 中央/東ヨーロッパの OS/2 のコードページ
  cp1250      - 中央/東ヨーロッパの MS Windows のコードページ

一般に、コード化の設定は出力形式の設定の前に行なう必要があります。この コード化はどんな出力形式でもサポートされているとは限らず、そして出力形 式は要求されたどんな非標準文字も生成できなければいけません。PostScript と X11 と wxt 出力形式はすべてのコード化をサポートしています。OS/2 Presentation Manager は iso_8859_2 に対しては自動的にコードページ 912 に変更します。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年12月17日