filename = "mydata.inp" lines = ` wc --lines @filename | sed "s/ .*//" `
は、mydata.ipn の行数を整数変数 lines に保存することになります。また、 二重引用符はバッククォートの置換を妨げないので、
mycomputer = "`uname -n`"
は、システムコマンド uname -n の返す文字列を文字列変数 mycomputer に 保存することになります。
しかし、マクロ置換は二重引用符内では機能しないので、システムコマンドを マクロとして定義してそれをマクロとして利用しかつバッククォート置換を行 なうことはでできません。
machine_id = "uname -n" mycomputer = "`@machine_id`" # うまくいかない !
この失敗は、二重引用符が @machine_id をマクロとして解釈することを妨げ ているからです。システムコマンドをマクロとして保存し、その後それを実行 するには、バッククォート自体もマクロ内に含める必要があります。これは以 下のようにマクロを定義することで実現できます。sprintf の書式には 3 種 類の引用符全てが入れ子になっていることに注意してください。
machine_id = sprintf('"`uname -n`"') mycomputer = @machine_id