50.75.3 Text-menu

gnuplot text ウィンドウでマウスの右ボタンを押すか、システムメニュー から Options を選択すると以下のオプションを持つポップアップメニュー が現われます:

Copy to Clipboard マークしたテキストをクリップボードにコピー

Paste 打ち込んだのと同じようにクリップボードからテキストをコピー

Choose Font... テキストウィンドウで使うフォントの選択

System Colors 選択するとコントロールパネルで設定したシステムカラーを テキストウィンドウに与える。選択しなければ白背景で文字は黒か青。

Update wgnuplot.ini 現在のテキストウィンドウの位置、テキストウィンド ウの大きさ、テキストウィンドウのフォントとそのフォントサイズを初期化フ ァイル WGNUPLOT.INI に保存

MENU BAR

メニューファイル WGNUPLOT.MNU が WGNUPLOT.EXE と同じディレクトリにあ る場合、WGNUPLOT.MNU に書かれているメニューが読み込まれます。メニュ ーコマンドは以下の通りです:

[Menu] 次の行の名前で新しいメニューを開始

[EndMenu] 現在のメニューを終了

[-] 水平なメニューの仕切りを入れる

[| ] 垂直なメニューの仕切りを入れる

[Button] メニューにプッシュボタンを入れ、それに次のマクロを当てはめる

マクロは 2 行で書き、最初の行はマクロ名 (メニューの見出し)、2 行目がマ クロ本体です。先頭の空白列は無視されます。マクロコマンドは以下の通りで す:

[INPUT] -- [EOS] か {ENTER} までをプロンプトとして出力し文字列を入力

[EOS] -- 文字列の終り (End Of String)。何も出力しない

[OPEN] -- 開くファイル名をリストボックスから取得。[EOS] までがリスト ボックスのタイトル、その後から次の [EOS] か {ENTER} までがデフォルトの ファイル名 (Windows 3.1 の COMMDLG.DLL を使用)。

[SAVE] -- セーブファイル名を取得 ([OPEN] 同様)

マクロ文字の置き換えは以下の通りです:

{ENTER} -- 復帰 ' \ r'

{TAB} -- タブ ' \ 011'

{ESC} -- エスケープ ' \ 033'

{^A} -- ' \ 001'

...

{^_} -- ' \ 031'

マクロは展開後の文字数が最大 256 文字に制限されています。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年3月4日