43.59.8.6 Filledcurves

スタイル filledcurves は 2 次元描画でのみ利用可能です。これは 3 種類 の異なる指定が可能です。最初の 2 種類は関数描画、あるいは 2 列の入力デ ータ用のもので、後で紹介するようにオプションで更なる指定ができます。最 初のものは closed で、これは曲線それ自身を閉多角形と見なし、これがデ フォルトです。

2 種類目は指定された軸、あるいは水平線、垂直線、与えられた点などと、曲 線との間に作られる領域を塗りつぶします。

3 種類目は 3 列の入力データを必要とし、それらは x 座標と、それに対する 2 つの y 座標からなり、それらは同じ x 座標の集合に対する 2 つの曲線の y 座標に対応します。そしてその 2 つの曲線の間の領域が塗りつぶされます。

書式:


   set style [data | function] filledcurves [option]
   plot ... with filledcurves [option]

ここで、オプションは以下の通りです:


   [closed | {above | below} {x1 | x2 | y1 | y2}[=<a>] | xy=<x>,<y>]

最初の 2 種類の塗りつぶしでは以下のようなオプションで更なる指定が可能 です。


   filledcurves closed   ... 丁度閉曲線で囲まれる領域
   filledcurves x1       ... x1 軸
   filledcurves x2       ... x2 軸 (y1, y2 軸も同様)
   filledcurves y1=0     ... (y1 軸での) 直線 y=0 i.e. x1 軸と平行
   filledcurves y2=42    ... (y2 軸での) 直線 y=42 i.e. x2 軸と平行
   filledcurves xy=10,20 ... x1,y1 軸での点 10,20 (扇型のような形状)

入力された 2 つの曲線の間の領域の塗りつぶしの例:

http://www.gnuplot.info/demo/fillbetween.html曲線間の塗りつぶしデモ。


   plot 'data' using 1:2:3 with filledcurves

abovebelow オプションは

   ... filledcurves above {x1|x2|y1|y2}=<val>

および
   ... using 1:2:3 with filledcurves below

の形のコマンドに適用可能です。どちらの場合でも、これらのオプションは 塗りつぶし領域を、境界線、または境界曲線の片側に制限します。

注意: この描画モードは全ての出力形式でサポートされるとは限りません。

データファイルから描かれた曲線の塗りつぶしを拡大すると、何もなくなった り正しくない領域になることがありますが、それは gnuplot が、領域ではな く点や線をクリッピングしているからです。

< a> , < x> , < y> が描画領域の外にある場合、それらはグラフの境界へ移動され ます。よって、オプション xy=< x> ,< y> を指定した場合の実際の塗りつぶし領 域は、xrange や yrange に依存します。

竹野茂治@新潟工科大学
2007年3月4日