書式:
set style fill {empty | solid {<density>} | pattern {<n>}} {border {<linetype>} | noborder}
デフォルトの塗りつぶしスタイル (fillstyle) は empty です。
オプション solid は、出力形式がサポートしている場合、その色でのベタ 塗りを行います。パラメータ < density> は塗りつぶし色の強さを表していて < density> が 0.0 なら箱は空、< density> が 1.0 なら箱はその内部は現在の 線種と完全に同じ色で塗られます。出力形式によっては、この強さを連続的に 変化させられるものもありますが、その他のものは、部分的な塗りつぶしの幾 つかのレベルを実装しているに過ぎません。パラメータ < density> が与えら れなかった場合はデフォルトの 1 になります。
オプション pattern は、出力ドライバによって与えられるパターンでの塗 りつぶしを行います。利用できる塗りつぶしパターンの種類と数は出力ドライ バに依存します。塗りつぶしの boxes スタイルで複数のデータ集合を描画す る場合そのパターンは、複数の曲線の描画における線種の周期と同様、有効な パターンを、パターン < n> から始めて周期的に利用します。
オプション empty は、箱を塗りつぶしませんが、これがデフォルトです。 これは、オプション solid でパラメータ < density> を 0 に設定した場合 と同じです。
デフォルトの border は、現在の線の種類の実線で箱の境界を描きます。 border < lt> はその境界が線の種類 (linetype) < lt> で描かれるようにし ます。noborder は境界の線が描かれないようにします。
竹野茂治@新潟工科大学