Misc. Reference Manual Pages FvwmSave(1.20) 名前 FvwmSave - FVWM デスクトップ配置の保存モジュール 形式 FvwmSave は fvwm によって実行されるので、コマンドラインか ら の呼び出しでは動作しません。 説明 このモジュールが呼び出されると、これは現在のデスクトップのレ イアウトを、new.xinitrc という名前のファイルに保存します。理 想的には、このファイルは .xinitrc と丁度同じものになるはずで すが、実際にはちゃんと使える設定にするには編集する必要がある でしょう。よって、あなたの古い .xinitrc のバックアップを取っ ておく必要があるはずです。 あなたが使用するアプリケーションが、X ウィンドウシステムへの 確 実 なヒント情報を提供している必要があります。例えば Emacs はそうしませんので、FvwmSave はそこからなんら情報を取得で き ません。 さらに、FvwmSave は、アプリケーションがコマンドライ ン オ プ ションを大域的に受け付けると仮定しますが、実際は違っているか もしれません。 COPYRIGHTS (原文) The NoClutter program, and the concept for interfacing this module to the Window Manager, are all original work by Robert Nation Copyright 1994, Robert Nation. No guarantees or warranties or anything are provided or implied in any way whatsoever. Use this program at your own risk. Permission to use this program for any purpose is given, as long as the copyright is kept intact. 著作権 (日本語訳) NoClutter プログラムと、ウィンドウマネージャとこのモジュール の 相互のやりとりに関する概念は、すべて Robert Nation のオリ ジナルな仕事によるものです。 1994 年の Robert Nation による著作物です。いかなる保険も、い かなる保証も、そしてそれ以外の何ものも、全くどんな方法でも与 えられませんし暗示もしません。このプログラムはあなた自身の責 任で使用してください。このプログラムは、この著作権がこのまま 保持されている間はどんな目的であってもその使用が許可さ れ ま す。 SunOS 5.9 Last change: Jan 28 1994 1 Misc. Reference Manual Pages FvwmSave(1.20) 初期化 初期化の間、NoClutter (訳注: 以前は NoClutter という名前だっ た ?) は、タイムアウトとこれを起こす動作を記述している設定 ファイルを検索します。設定ファイルは、fvwm が初期化の際に 使 用したものと同じファイルです。 NoClutter の実行ファイルが他の名前でリンクされている場合、例 え ば ln -s NoClutter OtherClutter と さ れている場合、 NoClutter というキーワードを単に OtherClutter に変えることで NoClutter とは全く違う設定のされた OtherClutter という名前の モジュールを起動できます。これにより、色んな「ちらかしたもの を取りまとめる」プログラムを使うことができます。 呼び出し NoClutter は、.fvwmrc ファイル中に 'Module NoClutter' という 行を入れることで呼び出すことができます。NoClutter を fvwm の 初期化の間に起動させたい場合はそれ自身を一つの行として置くこ とができますし、あるいはそれを後で呼び出すためにメニューやマ ウスボタン、キーストロークなどに割り当てることも可能 で す。 fvwm は、 NoClutter の置き場所を、設定オプション ModulePath で指定されたディレクトリを探して見つけようとします。 設定オプション NoClutter は、fvwm が起動時に読み込むのと同じ .fvwmrc ファイ ルを読み、"*NoClutter 3600 Iconify" のような行を探します。こ れらの行の書式は、"*NoClutter [time] [command]" で、 command は 任意の fvwm 組み込みコマンド、time はウィンドウがフォーカ スを失ってからコマンドが実行するまでの時間 (秒単位) で す。 高々3 つまでの動作を指定できます。 作者 Robert Nation and Mr. Per Persson (IRC 上 では Omnion) SunOS 5.9 Last change: Jan 28 1994 2