FvwmIdent

名前
形式
説明
COPYRIGHTS ( 原文 )
著作権 ( 日本語訳 )
初期化
呼び出し
設定オプション
作者

名前

FvwmIdent − FVWM ウィンドウ特定モジュール

形式

FvwmIdent は fvwm によって実行されるのでコマンドラインから の呼び出しでは動作しません。

説明

FvwmIdent モジュールは、モジュールが Fvwm のウィンドウを特 定 し た状況 (window context) の元で実行されたのではない場 合、対象となるウィンドウをユーザに選択させるためのプロンプ トを出します。そしてその後、選択されたウィンドウに関する情 報を表示するウィンドウをポップアップします。

FvwmIdent は、fvwm が起動時に読み込むのと同じ .fvwmrc ファ イルを読み、"*FvwmIdentFore green" のような行を探します。

COPYRIGHTS ( 原文 )

The FvwmIdent program, and the concept for interfacing this module to the Window Manager, are all original work by Robert Nation Nobutaka Suzuki.

Copyright 1994, Robert Nation and Nobutaka Suzuki. No guarantees or warranties or anything are provided or implied in any way whatsoever. Use this program at your own risk. Permission to use this program for any purpose is given, as long as the copyright is kept intact.

著作権 ( 日本語訳 )

FvwmIdnet プログラムと、ウィンドウマネージャとこのモジュー ルの相互のやりとりに関する概念は、すべて Robert Nation と Nobutaka Suzuki のオリジナルな仕事によるものです。

1994 年の Robert Nation と Nobutaka Suzuki による著作物で す。いかなる保険も、いかなる保証も、そしてそれ以外の何もの も、全くどんな方法でも与えられませんし暗示もしません。この プログラムはあなた自身の責任で使用してください。このプログ ラムは、この著作権がこのまま保持されている間はどんな目的で あってもその使用が許可されます。

初期化

初期化の間、FvwmIdent は、使用する色とフォントを記述してい る 設定ファイルを検索します。設定ファイルは、fvwm が初期化 の際に使用したものと同じファイルです。

FvwmIdent の実行ファイルが他の名前でリンクされている場合、 例 え ば ln -s FvwmIdent MoreIdentify とされている場合、 FvwmIdent というキーワードを単に MoreIdentify に変えること で FvwmIdent とは全く違う設定のされた MoreIdentify という 名前のモジュールを起動できます。これにより、色んな 「特 定 化」プログラムを使うことができます。

呼び出し

FvwmIdent は、‘Module FvwmIdent‘ を .fvwmrc ファイル内でメ ニューやキーストロークに割り当てることで呼びだすことができ ま す。 fvwm は、FvwmIdont の置き場所を、設定オプション ModulePath で指定されたディレクトリを探して見つけようと し ま す。起動時の FvwmIdent の呼び出しを妨げるものは何もあり ませんが、あなたはそれを望まないかもしれません。

設定オプション

FvwmIdent は、fvwm が起動時に読み込むのと同じ .fvwmrc ファ イルを読み、以下のような行を探します:

*FvwmIdentFore color

こ れ は、 モ ジュールが文字の色として黒の代わりに color を使うことを伝えます。

*FvwmIdentBack color

これは、モジュールがウィンドウの背景として黒の代わ りに color を使うことを伝えます。

*FvwmIdentFont fontname

こ れは、モジュールが文字のフォントとして fixed の 代わりに fontname を使うことを伝えます。

作者

Robert Nation and and Nobutaka Suzuki (nobuta-s@is.aist-nara.ac.jp).