FvwmTile 1.0 FvwmTile(1) 名前 FvwmTile - FVWM ウィンドウのタイル張り 形式 FvwmTile は fvwm によって実行されるのでコマンドラインから の 呼び出しでは動作しません。 説明 このモジュールは、現在のスクリーンのウィンドウを、ある程度の 窮屈さでタイル張りしようとします。各ウィンドウが互いに重なら ないように水平方向と垂直方向のタイル張りが行われ、デフォルト では各ウィンドウはその最も近いリサイズの増分にサイズが変更さ れます (ときどき 2 つのタイル張りされたウィンドウの間にす き まができることに注意 -- これが理由です)。 呼び出し FvwmTile は、メニューかポップアップメニュー、またはボタン か ら呼びだすのが一番でしょう。積み重ねを抑制するのに使われるい くつものコマンドラインオプションがありますが、それは以下で説 明 します。例えば、FvwmTile を以下のような引数つきで呼びだせ ます: FvwmTile -h 10 10 90 90 この呼び出しでは、スクリーンの左上からパーセント単位で 10x10 の 位置から 90x90 までの位置に作られる枠内に、水平方向にタイ ル張りされます。 コマンドライン引数は、以下のように FvwmTile に渡されます。 -a これは、WindowListSkip スタイルが定義されているウィンド ウも含めてすべてのスタイルのウィンドウに作用します。 -desk これは、現在のスクリーン上のウィンドウのみでなく、デ ス ク トップのすべてのウィンドウが細い滝のように並ばさせま す。 -h これは、水平方向にタイル張りさせます (デフォルトは垂 直 方向)。 -m これは、最大化されたウィンドウにも影響を与えます (-all に含まれる)。 -mn arg これは、タイル張りの方向に、最大 arg のウィンドウでタイ ル 張りします。より多くのウィンドウが存在する場合、新し い方向の行または列が作られます (結果として行列が作ら れ る)。 FvwmTile 1.0 Last change: November 27, 1996 1 FvwmTile 1.0 FvwmTile(1) -noraise これは、ウィンドウの浮き上げを抑制し、深さの順序をそ の ままにします。 -noresize これは、ウィンドウのサイズ変更を抑制し、ウィンドウの サ イズをそのままにします。 -nostretch これは、タイルに合うようなウィンドウの成長を抑 制 し ま す。 よってウィンドウはタイルに合うように縮みますが、広 がりはしません。 -r これは、ウィンドウの並びを逆順にします。 -s これは、sticky ウィンドウにも影響を与えます (-all に 含 まれる)。 -t これは、一時的なウィンドウにも影響を与えます (-all に含 まれる)。 -u これは、タイトルのないウィンドウにも影響 を 与 え ま す (-all に含まれる)。 以上のスイッチを除き、4 つ以下のコマンドラインオプ ショ ン を与えることができます。最初の組は、最初のウィンドウ を置く、ずらし位置の x と y 座標です (デフォルトでは 0, 0)。 次の組は、タイル張りの領域枠の右下の絶対的な座標を 示します。数字の後ろに p を付けた場合、それはピクセル値 と して評価されますが、それ以外はスクリーン全体に対する 百分率であるとみなされます。各パラメータに 0 を指定する のは、それに何も指定しないことと同等になります。 バグ ウィンドウがタイル張りされている間にウィンドウを削除すると、 もしかすると良くないことになるかもしれません。 作者 Andrew Veliath FvwmTile 1.0 Last change: November 27, 1996 2