Misc. Reference Manual Pages FvwmM4(2.0) 名前 FvwmM4 - FVWM M4 プリプロセッサ 形式 FvwmM4 は fvwm によって実行されるので、コマンドラインから の 呼び出しでは動作しません。 説明 このモジュールが呼び出されると、これは呼び出しのときに指定さ れ た ファイルを m4 による前処理を行い、その結果のファイルを fvwm に読ませます。 呼び出し FvwmM4 は、.fvwm2rc ファイル内に 'FvwmM4' 行を入れることで呼 び出されます。それは、メニューから、またはマウス割り当てから 呼び出すこともできます。ユーザが彼の .fvwm2rc ファイル全体を FvwmM4 で前処理したい場合、fvwm を以下のように呼びだす必要が あります。 fvwm2 -cmd "FvwmM4 .fvwm2rc" オプション "-cmd" に対する引数は、引用符で囲む必要があ る の で、 よっ て他の引用符が使えないことに注意してください。例え ば、典型的な呼び出しは以下の通りです: fvwm2 -cmd "FvwmM4 -m4-squote { -m4-equote } .fvwm2rc" コマンドラインでいくつかのオプションを指定できます: -m4-prefix 思うに、これはすべての m4 命令に接頭辞 "m4_" が必要であ るようにします。 -m4opt option m4 プログラムにオプション option を渡します。不明なオプ ショ ンのような実際に必要でないものは自動的に無視されま す。 -m4-squote character m4 の開始の引用符文字を character に変更します。 -m4-equote character m4 の終了の引用符文字を character に変更します。 SunOS 5.9 Last change: 12/12/94 1 Misc. Reference Manual Pages FvwmM4(2.0) -m4prog name "m4" を呼び出す代わりに fvwm は name を呼び出します。 -outfile filename rc ファイルの前処理用の一時ファイルの、ランダムで一意的 な 名前を作成する代わりに、このオプションで指定した名前 を生成される一時ファイルの名前とします。 -debug これは m4 によって一時ファイルを作って残しま す。 そ の ファ イ ルは通常 "/tmp/fvwmrcXXXXXX" という名前になりま す。 設定オプション FvwmM4 はプリプロセッサファイル内で使うためにいくつかの値 を 定義しています: TWM_TYPE 常に "fvwm" と設定される。 SERVERHOST X サーバが動いているマシン名。 CLIENTHOST fvwm が動いているマシン名。 HOSTNAME fvwm が動いているマシンのホスト名。通常 CLIENTHOST と同 じ。 OSTYPE CLIENTHOST のオペレーティングシステム。 USER fvwm を動かしているユーザ名。 VERSION X11 のバージョン。 REVISION X11 のリビジョン番号。 VENDOR X サーバのベンダ名。 RELEASE X サーバのリリース番号。 WIDTH SunOS 5.9 Last change: 12/12/94 2 Misc. Reference Manual Pages FvwmM4(2.0) ピクセル単位のスクリーン横幅。 HEIGHT ピクセル単位のスクリーン縦幅。 X_RESOLUTION 思うに、水平方向のある長さ/ピクセルの数 Y_RESOLUTION 思うに、垂直方向のある長さ/ピクセルの数 PLANES X サーバディスプレイの色平面の数。 BITS_PER_RGB 各 rgb 三つ組のビット数。 CLASS X11 ビジュアルクラス (例えば PseudoColor)。 COLOR Yes または No で、ディスプレイクラスが StaticGrey で も GreyScale でもない場合に Yes。 FVWM_VERSION fvwm バージョン番号 (例えば 2.0) OPTIONS コンパイル時に config.h で 定 義 さ れ た SHAPE, XPM, NO_SAVEUNDERS, Cpp の組。 FVWMDIR コンパイル時に決定される、デフォルトで fvwm が .fvwmrc とモジュールを探すディレクトリ。 定義部分の例 define(TWM_TYPE,``fvwm'')dnl define(SERVERHOST,``spx20'')dnl define(CLIENTHOST,``grumpy'')dnl define(HOSTNAME,``grumpy'')dnl define(OSTYPE,``SunOS'')dnl define(USER,``nation'')dnl define(HOME,``/local/homes/dsp/nation'')dnl define(VERSION,``11'')dnl define(REVISION,``0'')dnl define(VENDOR,``HDS human designed systems, inc. (2.1.2-D)'')dnl define(RELEASE,``4'')dnl define(WIDTH,``1280'')dnl define(HEIGHT,``1024'')dnl define(X_RESOLUTION,``3938'')dnl define(Y_RESOLUTION,``3938'')dnl SunOS 5.9 Last change: 12/12/94 3 Misc. Reference Manual Pages FvwmM4(2.0) define(PLANES,``8'')dnl define(BITS_PER_RGB,``8'')dnl define(CLASS,``PseudoColor'')dnl define(COLOR,``Yes'')dnl define(FVWM_VERSION,``1.24l'')dnl define(OPTIONS,``SHAPE XPM M4 '')dnl define(FVWMDIR,``/local/homes/dsp/nation/modules'')dnl 作者 FvwmM4 は、ハードディスク上のビットのランダムな突然変異の 結 果 で、 多分宇宙線か、またはその他そのようなものによる結果で しょう。 SunOS 5.9 Last change: 12/12/94 4