Misc. Reference Manual Pages FvwmCommand(1x) 名前 FvwmCommand - FVWM コマンド外部インターフェース 形式 Module FvwmCommandS [name] として、スクリプトファイルやシェルから以下のようにします: FvwmCommand [-mrvw] [-i level] [-f name] [command...] 説明 FvwmCommand は、fvwm の処理を監視したり、シェルコマンドラ イ ン や スクリプトから fvwm コマンドを発行することを可能にしま す。FvwmCommand は、各引数を fvwm コマンドとしてとります。空 白を含むコマンドを送信するには引用符を利用できます。 FvwmCommand.pm は、fvmw の設定ファイルと同等の書式を利用する perl スクリプト用のものです。 use FvwmCommand; if( $ARGV[0] eq 'home' ) { Desk 0,0; GotoPage '1 1'; }elsif( $ARGV[0] eq 'jump' ) { } Fvwm のコマンド引数を分離するのにコンマを使い、引数をまとめる の に引用符を利用できます。コマンドは小文字と大文字は区別しま す。 FvwmCommand.sh は、B shell 系のシェル用の関数群です。これは、 シェルスクリプトソース内で以下のように利用します: . FvwmCommand.sh DesktopSize 5x5 FvwmCommand.sh、FvwmCommand.pl 内のコマンドは、小文字と大文 字 は区別されます。 呼び出し FvwmCommandS は、.fvwm2rc ファイルかまたはメニュー、FvwmCon- sole のいずれかから、fvwm により一度だけ呼び出さなければいけ ません。それにより、FvwmCommand をシェルやスクリ プ ト か ら SunOS 5.9 Last change: July 19 1997 1 Misc. Reference Manual Pages FvwmCommand(1x) fvwm コマンドを実行できるようになります。 オプション -f これは、FvwmCommandS と通信する、別の fifo の組を指定 し ます。デフォルトの fifo は ~/.FvwmCommand と設定されてい て、~/.FvwmCommandC がコ マ ン ド を 送 信 す る の に、 ~/.FvwmCommandM が メッセージを受信するのに使われます。 FvwmCommand の呼び出しの前に、同じ を最初の引数と して FvwmCommandS が呼び出されていなければいけません。こ のオプションは、他の接続を対話的に利用し続けていながらあ る専用の接続をバックグラウンドジョブとして動作させる必要 がある場合に便利でしょう。 -i これは、FvwmCommand が出力する情報のレベルを指定します。 0 エラーメッセージのみ出力します。 'windowid' それ自身 が 有効なコマンドなので、以下のような場合、Fvwm はど んなエラーメッセージも返さないことに注意してく だ さ い。 FvwmCommand -i 0 'windowid abcd move' 1 エラーとウィンドウ設定情報を出力します。これがデフォ ルトです。 FvwmCommand FvwmIconMan 以下の情報が表示されます。 0x03400003 window FvwmIconMan 0x03400003 icon FvwmIconMan 0x03400003 class FvwmModule 0x03400003 resource FvwmIconMan 最初の列はウィンドウ ID 番号で、これは 'windowid' コマ ン ド で 使用できます。第 2 列目は情報の型を、最後の列 は、情報の内容を示しています。情報が何も返されなかった 場合、-w