「10 円玉を、表が出るまで投げ続けてくれ。 1 回で表が出れば 10 円あげるが、 2 回目に初めて表が出たら倍の 20 円やろう。 3 回目に初めて表が出たら、さらにその倍の 40 円やる、 という具合に、裏が出続ける度に賞金を倍にする。 これは、期待値は無限大になるから、 100 万円払っても必ずあなたが得をするはずだが、 これを 1 万円払ってやらないかね。」確かに、この場合の賞金の期待値は、
それは、半分の確率で 10 円、3/4 の確率で 20 円以下にしかならないので、 1 万円だと参加費が高いと感じるからだと思うが、 例えば宝くじもほとんどの人が当たらないのに高額賞金を夢見て 多くの人が実際に宝くじを買っていること、 およびこの賭けの方が期待値ははるかに高いことを考えると、 やや微妙なところである。
それで、これについて、
竹野茂治@新潟工科大学