=
の順列の中で、増加列ブロック数が
であるものの個数
(
)
例えば、 のときは、
((1,2,3) の一つ),
,
((3,2,1) の一つ)、
のときは
である。
容易に次が言える。
例えば、1,3,2,4 は増加列 2 ブロックであるが、これを逆転させた列
4,2,3,1 は増加列 3 (=4-2+1) ブロックになる。
この逆転列の対応を考えると、増加列 2 ブロックのものと
増加列 3 ブロックのものが 1 対 1 に対応することになる。
よって となる。一般の
,
の場合も同様である。
以降は、この を
,
の式で表わすことを考えてみる。
例えば、
,
の場合の
は、
(1,3,2), (2,1,3), (2,3,1), (3,1,2)の 4 つであるが、これは 1,2,3 の数字を 2 つの組に分けて、 それぞれを昇順に整列化したものを並べて書いた、と見ることができる:
{(1,2,3),()}, {(1,2),(3)}, {(1),(2,3)}, {(),(1,2,3)} (前の方がこれらは、本来 1 ブロックの並び (1,2,3) に仕切りを入れて分けたものの 個数)
同様に、,
の場合は、
通りから (1,2,3,4) に一つの仕切りを
入れる入れ方である 5 通りを引いた
,
の場合も、1,2,3,4 を 3 つのブロックに分けて
それぞれを整列化して並べて書いて、そこから余計なものを引けばよい。
3 つのブロックの分け方の総数は
、余計なものは、
(1,2),(3),(4) のように、1 ブロックのものを 3 ブロックに分けたもの、
および (1,2),(4),(3) のように、2 ブロックのものを 3 ブロックに分けたもの
の 2 種類がある。
2 ブロックのものを 3 ブロックに分けるやり方は、例えば (1,2,4),(3) の場合、
1 ブロックのものを 3 ブロックに分けるやり方は、例えば
これを続けると、結局次の漸化式が得られることになる。
ここから の式を推論するために、2,3 の計算をしてみる。
そのためにまず、次の補題を示す。
全て の
に対して、次が成り立つ。
証明
ところで、 は
から
次の項からなる多項式であるが、
これに
次以下の項をつけ加えても
回微分には影響はない。
よって、
(5) の証明
に関する帰納法により (5) を証明する。
のときは、
に対して (5) が成り立つとして、
に対して (5) が成り立つことを示す (
)。
(4) より、
なお、いくつかの に対する
の値を紹介すると、
以下のようにその値は
の増加に対して急激に大きくなることがわかる。
![]() |
![]() |
3 | (1, 4, 1) |
4 | (1, 11, 11, 1) |
5 | (1, 26, 66, 26, 1) |
6 | (1, 57, 302, 302, 57, 1) |
7 | (1, 120, 1191, 2416, 1191, 120, 1) |
8 | (1, 247, 4293, 15619, 15619, 4293, 247, 1) |
9 | (1, 502, 14608, 88234, 156190, 88234, 14608, 502, 1) |
10 | (1, 1013, 47840, 455192, 1310354, 1310354, 455192, 47840, 1013, 1) |