11 対数関数の積分
ここから先の数節では、いくつか逆関数の定積分を考える。
まずは
の定積分
(74)
を考える。
なお、底は
のもののみ考えるが、一般の底の場合は底の変換公式により、
となるので、底が
のもののみ考えればよい。
リーマン和は
(75)
だが、標本点
を左端
に取り、
とすると、
で、
を変形すると、
となるので、
を等分
と取れば、
となり、4 節より、この極限は
となることがわかる。
は、
で、
は下に凸な増加関数なので、
で最大値を取り、
となって収束条件も満たされる。よって、
(76)
となる。
竹野茂治@新潟工科大学
2026-07-30