(1)
この は定数であるが、 実際にはひもを張った張り具合によって変わるので、 事前に知ることは無理で、これも位置とひもの長さ、 および によって決まる値となる。
さて、この (1) のパラメータ , , を 以下の条件の下で決めるのが今回の話である。
例えば、山中の送電線などを考えれば、 支える 2 点は必ずしも水平位置にあるとは限らないので、 今回は とは仮定せずに計算する。 また、実際の電線では、電線の「のび」も考慮する必要があるだろうが、 今回は「のび」は無視して考える。
竹野茂治@新潟工科大学