小テストのアンケートの意見に対する回答 (2013 年 後期)


はじめに

アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、好意的な意見に対する回答、および回答が不要と思われる その他の意見に関する回答は省略します。

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( IImc: 基礎数理 II B 及び演習 (機械・環境 1 年)、 IIia: 基礎数理 II B 及び演習 (情報・建築 1 年) )


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不満、要望


毎回最初にやる小テストの答えをわかりやすく書いて欲しい

(基礎数理 II (機械・環境))

「わかりやすく」とは、現在のものがわかりにくい、 ということなのでしょうが、それはどういう意味でしょうか。 予想されるのは、

あたりじゃないかと思いますが、そんなところでしょうか。 毎回最初にやる小テストは、 式変形をあまり必要としないような、 むしろ反射的に解けるような問題を中心に出していて、 よって、短い正答例に見えるかもしれませんが、 一応最低限の「式変形」は紹介しているつもりです。l

「字が汚い」のはなるべく改善したいと思いますが、 見にくくてわかりにくいものがあれば、その場で聞いてください。 皆のためになります。

「どれが正解なのか」は、一応最終的な答えには下線を引いていますので、 それで見てください。枠に答えだけが入ったものを配ってもいいのですが、 それだと機械的な答え合わせになってしまって、 なぜ間違えたのかを見直す機会が減るので、 あえて途中の式変形を多少入れた正答例を見てもらうようにしています。
(11/19 2013)

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公式を使った問題をテストに出して欲しい

(基礎数理 II (情報・建築))

これは残念ながら意味がよくわかりませんでした。

アンケートには、

と書かれていたのですが、実は前者も後者もよく意味がわかりません。

基礎数理 II のテストも「公式を使った問題」はテストに出ています。 公式をそのまま書いてもらう問題なんかもありました。 そもそも、微分の計算は、ほとんど公式を使って計算するはずで、 定義から公式を使わずに計算する人はいないと思います。 つまり、質問者の意図している「公式を使った問題」の意味がわかりません。

また、後者の「公式を使った問題を出せば、 それが解けなかった人は勉強が不十分だと自分でわかる」も理解できません。 多分、勉強が不十分かどうかを「公式が身についているかどうか」で判断できる、 という意味なのだと思いますが、そういうものでしょうか。

高校までの勉強は、 もしかしたら公式を身につけるために問題で訓練する、 ということが主だったかもしれませんが、 大学の勉強は必ずしもそれが正しいとは思いません。 大学の講義は、公式をとりあえず覚えて、 その使い方を覚えてしまえばそれで終わり、というものではなく、 むしろ公式の意味や理論の流れを良く知ることの方が 大事な場合が多いと思います。
(11/19 2013)

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質問


その他


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作成日: 11/19 2013
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)