小テストのアンケートの意見に対する回答 (2004 年 前期)


はじめに

アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、好意的な意見に対する回答、および回答が不要と思われる その他の意見に関する回答は省略します。

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(Iic: 基礎数理 I (情報・物質)、 Ima: 基礎数理 I (機械・建築)、 III: 基礎数理 III (情報・物質))

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不満、要望


進度が速い

(基礎数理 I (機械・建築))

「大学の講義について」 にも書きましたが、 大学の講義は講義の内容が多いので、 高校などよりも進度は速いのです。 これでも以前の講義よりは進度を落していますし、 かなり限界に来ていると思いますので、逆にこの程度のスピードには ついて来て欲しいと思います。

それに速く進んでいるように感じるかも知れませんが、 深い内容を紹介しているわけではありませんので分量はそう多くはありません。

それでも速いと思うなら、教科書は与えてありますし、 講義もほぼ教科書通りに進めているだけですから、 講義のペースに惑わされずに自分のペースで勉強したらいかがでしょうか。 元々大学の勉強というのはそういう物だと思います。
(06/15 2004)

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生徒に問いかけながら講義をして欲しい

(基礎数理 I (機械・建築)、基礎数理 I (情報・物質))

これは、高校流の授業スタイルから抜け出れていないような意見ですね。 「大学の講義について」 に書きましたが、 高校と大学の講義は色々違いがあります。 大学の講義は教える分量が多いですし、 講義時間以外に学生が勉強することで初めて理解できる、 というつもりで講義が行なわれますので、 講義中にその内容がちゃんと理解できる、 という学生は多くはないはずです。

「問いかけながら」とは、学生に分からせながら講義をしろ、 という意見だと思いますが、 むしろ大学の講義はそういう場ではないということを認識し、 その上で講義に臨んだ方がいいでしょう。
(06/15 2004)

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もっと説明を詳しく

(基礎数理 I (機械・建築)、基礎数理 III)

以前よりはペースを落して説明を詳しくしているつもりです。 これ以上詳しくすると先に進めなくなりますので、現在がほぼ限界でしょう。 逆に十分わかりやすいという意見もありますし、個人差もあると思います。

基礎数理 I はクラス分けもしていますし、 ついて来れないレベルではないと思いますので、 これにとりあえずついて来れるよう努力してください。 わからなくなった場合どうしたら良いか、に関しては最初に配ったプリント ( 「大学の講義について」) を参照してください。

基礎数理 III は、最初に説明したように C クラスの続きを行なっていますので 確かに分かりにくいと思う学生も多いかもしれませんが、 こういうものだと思うしかありません。 わかりにくいという部分は、 それはあなたがその部分を理解するのに不足している知識がある、 ということを意味しています。 それはあなたの責任であなた自身が行なう必要があります。 例えば、高校生が大学 4 年生の講義を聞いて「さっぱりわからない」 と言っても、それは当り前ですし本人の責任ですよね。 講義を聞くのに必要な知識をあらかじめ取得しておく必要があなたにはあります。

また、もし何も予習をしていない状態で、講義中に全てを理解したい、 というのであれば、それは少なくとも大学の講義に関しては あまりよい姿勢とは言えないと思います ( cf.「大学の講義について」)。

高校で既に習っていることを聞いている学生ならば 講義中に理解できるかもしれませんが、 それは「その講義に対して十分に予習をしてきたようなもの」だからです。 どんな学生にとっても、知らない分野の大学の講義は 講義中には理解できるようなペースでは進みません。 そのために大学の講義では、講義時間と同じ位の時間自分で勉強をすることが必要、 とされているのです。
(06/15 2004)

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板書や説明が速い

(基礎数理 I (機械・建築)、基礎数理 III)

以前の講義よりは板書量を減らしていますし、 講義中に教科書に書いてあることはノートを取らなくても良い、と指示しています。 かなり限界に来ていると思いますので、 逆にこの程度のスピードにはついて来て欲しいと思います。 だらだら講義を受けるのでなく、一所懸命ノートを取ってください。

書き写すだけになる、というのはある程度しかたないと思います。 「大学の講義について」 にも書きましたが、 大学の講義は内容が多く講義中に全部を理解することは難しいでしょうから、 講義内容はとりあえずノートに取っておいて自分で勉強するための助けとする、 という形が正しい勉強方法だと思います。

個々で勉強のペースというのは違うのですから、自分のペースで勉強する、 講義はその自分の勉強を助ける場である、と考えるのがいいのではないでしょうか。 高校までの、人に教えられて分かる、というような受動的な勉強方法から脱却し、 自分で必要と思うことを勉強し、自分で本から理解する、 という能動的な勉強方法に変えて行くことも大学で学ぶべきことの一つです。
(06/15 2003)

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もっと問題をやって欲しい

(基礎数理 I (機械・建築)、基礎数理 I (情報・物質))

これ以上問題を出すと講義がさらに進まなくなるので、 問題や解説の分量を増やすことはできません。

問題がやりたければ、自分で教科書の問題を解いてください。 教科書の問題で足りなければ、 図書館にある別な本の問題をやれば良いと思います。 足りないと思う部分は自分で補ってください。
(06/15 2004)

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教科書のどこをやってるか分からなくなる

(基礎数理 I (機械・建築))

なるべく教科書のどの辺をやっているか言うようにはしたいと思いますが、 ずっと言い続けることはできませんから、 わからなくなって困るようなら質問してください。
(06/17 2004)

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1 限がきつい

(基礎数理 I (機械・建築))

と言われてもどうしようもありません。朝早く起きるコツは

規則的な生活 + 早寝 (と多少の緊張感)
の習慣づけでできるようになります。 なお、会社に入れば自然と早起きしないといけないし、 社会人は何より時間厳守ですから、まあそういう訓練と考えるのもいいでしょう。
(06/17 2004)

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ついて行くのが大変

(基礎数理 III)

基礎数理 III は基礎数理 I の続きですが、 基礎数理 III では基礎数理 I のようなクラス分けを行なわないため 確かに難しくてついて行くのが大変と感じる人は多いかも知れません。 基礎数理 III がクラス分けされず、ある程度難しい講義であるのは、

という理由によります。 このような講義について来れるよう頑張って勉強してください。 難しいと感じるのは多分理解するのに不足している知識があるからだと思います。 不足しているところがあれば、自分で補ってください。

また、大学の講義は確かに難しいかもしれませんが、 逆に考えれば難しいからわざわざ勉強する価値があるのだろうと思います。 難しくなければ大学に来なくても勉強できるでしょう。 その難しいものをクリアして、それを身につけ、 自分を少しずつパワーアップさせて行くんだと考えたらどうでしょうか。 そうすればむしろ難しい講義ほど必要だ、と考えることも出来るでしょう。
(06/20 2004)

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講義室が狭い

(基礎数理 III)

実質的に講義に出席しているのは 70 ~ 80 名程でしたから、 決して狭いという程ではなかったと思います。 実際、情報電子の必修科目などではあの教室で 100 名近い学生の講義を 行なうこともあります。 1 年次の基礎数理 I, II がクラス分けをしていたので 各クラスの人数が少なかったのでそう感じるのかも知れませんが、 むしろそちらの方が普通ではない状況といえるでしょう。

また、今の講義室よりも広い講義室は、 うちの大学には S1 大講義室しかありませんが、 そこは板書形式の講義が非常にやりにくく今の形式の私の講義には向きません。 クラスを 2 クラスに分けて 2 回講義を行う、という手もありますが (以前そうやったこともありました)、 実際の出席数からしてそこまでする必要はないと思います。
(06/20 2004)

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数学者の話を続けて欲しい

(基礎数理 III)

そのつもりです。
(06/17 2004)

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試験の問題数が少ない

(基礎数理 III)

ミスができない、と考えているのかも知れませんが採点は単なる○×ではなく、 解き方に間違いがなければそれに見合った点数は与えていますし、 だから答えだけではなくて計算の途中も残すようにと指示しているのです。 講義の理解度は、 解法が正しいか、考え方が正しいか、基本的なところで間違っていないか、 といった点の方を重視して見ています。

よって、問題は多く出しても同じことで、 むしろ少ない問題でじっくり答案を書いてもらう方がいいのです。 だから大学では、1 問や 2 問しかない試験問題、といったものもあります。
(06/20 2004)

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まるで分からないので出席するのが苦痛だ

(基礎数理 III)

ならば出なければいいだろうと思います。 苦痛なことを続ける必要はありません。 自分のペースで勉強すればいいでしょう。

分からないのは分かるための知識が不足しているせいです。 それを身につけてから履修してください。
(06/20 2004)

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マイクを使って欲しい

(基礎数理 I (情報・物質))

聞き取りにくいという意見なんだと思いますが、 マイクを使うと、それはそれで聞き取りにくい場合もありますので 今のところ使う予定はありません (多数意見にならない限り)。

もし、本当に聞き取りたいのであれば前の方に出てきたらいかがでしょうか。 前の方の座席はまだかなり空いていますよ。
(06/20 2004)

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もっと進度を速くして欲しい

(基礎数理 I (情報・物質))

高校でやった内容等がかなり含まれていますので そういう意見が出るのも当然だと思います。 ただ、ほぼ同レベルの他学科では、 現在の進度でも速いという意見もありますから ちょっとそうはしづらいところです。

もし私の講義が遅いと感じるなら、講義に因われず自分のペースで どんどん先の方を勉強したらいかがでしょう。 本来大学はそういうものです。
(06/20 2004)

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宿題は教科書以外の問題にして欲しい

(基礎数理 I (情報・物質))

そういうやり方もあると思いますが、 教科書の問題をやって欲しい、という意見もあるんじゃないかと思いますので ちょっとそれには反対です。

というのは、宿題として課している教科書の章末問題は、 略解は書かれていますが、その途中の計算等は紹介されていません。 略解だけ見れば分かる、という人はそういう意見を持つのかも知れませんが、 せめて教科書の問題くらいは途中の式変形が知りたい、 という人も多いだろうと思います (実際過去にそういう意見がありました)。

他の問題をやりたければ、図書館等で自分で他の本を見て問題をやったら いかがでしょうか。
(06/20 2004)

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その他の意見


極限が良く分からない

(基礎数理 I (情報・物質))

例えば

のような考え方がありますが、どちらでもいいんじゃないかと思います。 極限が完全に理解できなくても、大まかに極限の概念を理解しておいて、 そしてむしろ微分や積分の計算ができればそれでいいんじゃないかとも思います。

歴史的にも極限の概念は、しばらく一般の人には受け入れにくかったものらしく、 微積分が便利なものだと認知された後も、かなり哲学的な論争が続いたそうです。 極限の概念が厳密に定義されたのは微積分が誕生して 100 年以上たった後で、 フランスの数学者 Cauchy による「ε-δ論法」で初めてそれがなされました (しかし、それは具体的な計算に必要な道具ではないので 工学部向けの教科書には書かれていないことも多いです)。 理解できるならそれは素晴らしいことでしょうし、 理解できなくても別な部分で挽回すればいいんじゃないでしょうか。

なおちゃんと極限の計算ができるようになりたければ、 大学生向けの本よりも、高校生向けの数学 III の参考書などの方が 丁寧に書いてあると思います。
(06/20 2004)

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質問


教科書の問題だけでなく、問題集などを買って勉強すべきか

(基礎数理 I (機械・建築))

そうすることは悪いことではありませんが、 必ずそう「すべき」だとは思いません。 お好きなようになさってください。
(06/17 2004)

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このテストの答案は返却するか

(基礎数理 I (機械・建築))

その予定です。
(06/17 2004)

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C クラスの学生は機械数学を取らなくていいのか

(基礎数理 I (機械・建築))

機械科の科目のようで、私には分かりませんでしたので 機械科の先生に聞いてみました。それによると、

ということでした。
(06/17 2004)

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アンケートを取ることに意味があるのか

(基礎数理 III)

何も変わらないのではないか、という手厳しい意見でしたが、 それにもそれなりの理由があります。 まずは、「アンケートを取ることの意味」についてお答えしますが、

ので、こうやって皆さんの意見や質問を集めています。 以前はそれに対して試験の点数をあげていたこともありました。

大学の教務委員会のアンケートは学期末に行なっていますが、 それではその年の学生にフィードバックできず、 次年度以降の学生にフィードバックするだけですし、 自分達にフィードバックされないと思えば 自ずと書く意欲も薄くなるのではないかと思っています (ので、大学のアンケートにはやや否定的な見方を持っています)。 よって私は主にアンケートを小テスト、 あるいはテストとは無関係に講義中に取っています。 つまり元々皆さん方にフィードバックするために取っていますので、 「何も変わらないのではないか」というよりも、 積極的に「変えたい」と思っているわけです。

しかし、最近はあまりアンケートによって改善することはなくなってきています。 それは、

といった理由によります。 つまり、何も変わっていないのではなく、 ずっと変えてきた結果今の状況に収束してきた、 むしろ今は小数意見の不満を解消するために、 こうやってその説明をしている、ということです。

もちろんこの状態も長年続けば、大学生の気質の変化等により また不満が多くなって来る可能性があります。 その動向調査のためにアンケートは今後も取り続けて行く予定です。

また「質問」は、個人的に質問して個人的に答える、という形式よりも、 むしろ質問とその回答は皆で共有する方がいいと考えています。 一人が疑問に思うことは、多分他の誰かもそう思うことです。 よって、質問をアンケートで吸い上げてこうやって WWW ページで公開する、 あるいは講義中に質問内容を皆に伝えることは意味があると思っています。
(06/20 2004)

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数学検定の資格は持っているとどういうことに有利か

(基礎数理 III)

わかりません。

逆にお聞きしますが、 例えば英語検定の資格は持っているとどういうことに有利ですか。 多分、それを評価してくれるところに取っては有利でしょうし、 そうでないところには有利ではないでしょう。 ならばどこがそれを評価してくれるのか、 と言われても正確には答えられないでしょう。 それと同じだろうと思います。
(06/20 2004)

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テストは何回行なうのか

(基礎数理 III)

今の状況からして、多分後は期末テストだけです。
(06/20 2004)

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出席は取らないのか

(基礎数理 III)

取りません。

個人的な意見ですが、 大学の講義は、本来講義の内容を理解できているか否かを評価すべきで、 真面目に出席しているかどうかが評価の基準ではないと考えています。 大学は実力を身につけるところであって、内申書のようなものはありません。 真面目に出席しても点数が取れなければ不合格ですし、 講義に出なくても点数が取れるなら合格となるでしょう。 講義は講義を聞きたい人が出てくればいいのだと思っています。 出席を取って、講義を聞きたくない人まで来るようにするのは、 講義に聞きに来ている人も、講義を行なっている人も迷惑になるでしょう。 それが本来の大学の講義の姿だろうと思います。 よって選択科目は出席を取りません。

講義環境も、道徳的な観念よりも、勉強できる環境を優先しています。 例えば、講義中に私語をするものに対しては、

「学生というものは、真面目に講義に出て、静かに座って聞かなければならない」 と考えて、静かにしなさい、と注意する
のではなく、
「私語をするものは講義を聞くもの、講義をするものの邪魔である」から 講義室から出て行け
と言っていますし、講義中に寝ているものは、 それが講義の邪魔にならないならいっこうに構いません。

ただし、必修科目である基礎数理 I と基礎数理 II は話は別です。 こちらは、出席を取って、出席数が講義実施回数の 2/3 以上なければ 即不合格とします。
(06/20 2004)

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数学者や歴史に関して (フェルマーは何故アマチュアだったか、 メビウスについて)

(基礎数理 III)

まずはフェルマーからお答えしますが、 フェルマーがアマチュアだった理由は、ちゃんとした仕事を持っていたから、 ということでしょうか。 フェルマー (Pierre de Fermat 1601-1665 仏) は法律学校を出て弁護士、 そして議員などになりました。 それで 'de' という称号が名前についてるわけです。

数学は趣味としてやっていたようですが、 後に知人となったメルセンヌやパスカル、デカルトなどといった数学者と 手紙のやり取りで数学を議論し、 その手紙や愛読書であった数学の本への書き込みの形で 彼の業績が現在に残されています。 現在も昔も、このように数学を趣味としている人は世界中にたくさんいますが、 彼程に有名になったアマチュアは珍しいかも知れませんね。
参考:

次はメビウスですが、単に「メビウスについて」としか書かれていませんでしたので 何を聞きたいのかは分かりませんが、メビウス (August Ferdinand Moebius 1790-1868 独) は 19 世紀の数学者、天文学者です。 彼の数学的な活躍の場は主に幾何学の分野で、射影幾何、アフィン幾何、位相幾何 などに彼の業績が残っているようです。 彼の名前はメビウス関数やメビウスの帯などに残っていますが、 後者が特に有名ですね。
参考:


(06/20 2004)

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教科書でとばしているところは難しいからか、必要でないからか

(基礎数理 I (情報・物質))

まあそんなところですが、もう少し正確に言うと、 私の基準では「重要度が低いから」という感じです。

例えば、とばしたものというと「はさみうちの原理」や「中間値の定理」 などがありますが、これらは理学部数学科の学生のように理論をやる人、 証明をする必要のある人にとっては必要なものですが、 具体的な計算ではさほど使うものではないと思いますので 工学部では重要度が低いと思います。 もちろん余裕のある人や興味のある人は どういう内容なのかを見ておいてもいいとは思いますが、 それに時間をかけるよりも、他の部分に時間をかける方がいいと思います。
(06/20 2004)

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中間テストと期末テストの配点は

(基礎数理 I (情報・物質))

原則公開していません。 まあ問題の分量や試験時間等から想像してみてください。
(06/20 2004)

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期末テストまでにどの辺まで進むか

(基礎数理 I (情報・物質))

例年ですと、積分に入ったところくらいまで進みます。 多分今年もほぼ同様でしょう。
(06/20 2004)

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効果のでる勉強法は

(基礎数理 I (情報・物質))

人にもよりますので難しいですね。 だから色々やってみて自分に合った勉強方法を探してみてください。

ちなみに私が学部の学生のときは、

といった勉強方法を取っていました。 しかし講義は当てにせず、自分で本を読んで勉強していた友人もいましたし、 グループで勉強をしたり、先輩に聞きながら勉強していた学生もいました。
(06/20 2004)

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作成日: 06/28 2011
竹野茂治@新潟工科大学 (shige@iee.niit.ac.jp)