アンケートの意見に対する回答をこちらにまとめておきます。 なお、好意的な意見に対する回答、および回答が不要と思われる その他の意見に関する回答は省略します。
アンケート問題のページに戻る「大学の講義について」 にも書きましたが、 大学の講義は講義の内容が多いので、 高校などよりも進度は速いのです。 これでも以前の講義よりは進度を落していますし、 かなり限界に来ていると思いますので、逆にこの程度のスピードには ついて来て欲しいと思います。
それに速く進んでいるように感じるかも知れませんが、 深い内容を紹介しているわけではありませんので分量はそう多くはありません。
それでも速いと思うなら、教科書は与えてありますし、
講義もほぼ教科書通りに進めているだけですから、
講義のペースに惑わされずに自分のペースで勉強したらいかがでしょうか。
元々大学の勉強というのはそういう物だと思います。
(06/05 2003)
以前の講義よりは板書量を減らしていますし、 講義中に教科書に書いてあることはノートを取らなくても良い、と指示しています。 かなり限界に来ていると思いますので、逆にこの程度のスピードには ついて来て欲しいと思います。 だらだら講義を受けるのでなく、一所懸命ノートを取ってください。
書き写すだけになる、というのはある程度しかたないと思います。 「大学の講義について」 にも書きましたが、 大学の講義は講義の内容が多いので、 講義中に全部を理解するのは難しいでしょうし、 そもそも大学の単位は講義外に講義と同じくらいの時間の勉強をして単位になる、 と計算されているのですから、 講義内容は自分で勉強して理解する、ノートはその理解の助けとする、 という形が正当な勉強方法だと思います。
個々で勉強のペースというのは違うのですから、自分のペースで勉強する、
講義はその自分の勉強を助ける場である、と考えるのがいいのではないでしょうか。
高校までの、人に教えられて分かる、というような受動的な勉強方法から脱却し、
自分で必要と思うことを勉強し、自分で本から理解する、
という能動的な勉強方法に変えて行くことも大学で学ぶべきことの一つです。
(06/05 2003)
まあ私は私なりに多少必要性を感じていますが、 それほど長い時間ではないので、継続しても問題はないでしょうか。
それに「必要なもの」は絶対的なものではなく時間が経つと変わるものですし、
すぐに直接必要なことしか学ばないというのは、
それはそれでつまらないように思います。
まあ息抜きだと思ってください。
(06/05 2003)
確かに今までのところは高校でもやった範囲かも知れませんが、 じきに逆三角関数やロピタルの定理、テイラー展開など、 高校では習わなかったものが出てきますのでご安心を。
なお、今やっているところがほとんどわかるなら、
講義のペースにとらわれる必要はなく自分でどんどん先に進んで構いません。
むしろ、そのように自分のペースで勉強するのが正しい姿だと思います。
(06/05 2003)
それは私のパーソナリティにもよるので難しい問題です。
それに、私は冗談を混じえた講義が必ずしもいいとは考えていません。 それは、
講義は雑談や講演ではないのですから、本来冗談などは必要ではありません。
冗談が聞きたければ家に帰ってテレビでも見てください。
(06/05 2003)
これは講義室 (S2-11) の特性による話ですね。 あのような構造の教室がうちの大学には何室かありますが、 私もどうも使いづらいと感じています。 本来大学の講義室の黒板はもっと大きいものだと思いますが、 最近は黒板を使わない講義も増えているのでしょうか。
真中の黒板だけを使うとすぐに一杯になるので、
今より速く黒板が書き換えられてしまうことになり、
それでは困るという人が多分たくさん出てくるでしょう。
よってそうはしたくありません。
多分前の方に座っていると黒板全体がかなり見にくいと思います。
どうせ現在の人数は少ないので、見にくいようでしたら
見やすい位置に移動してください。
(06/05 2003)
問題がやりたければ、自分で教科書の問題を解いてください。 教科書の問題で足りなければ、図書館にある別な本の問題をやれば良いと思います。
これ以上問題を出すと講義がさらに進まなくなるので、 問題の分量を増やすことはできません。 足りないと思う部分は自分で補ってください。
なお、アンケートには「極限のところがわからないので」とありましたが、
極限についてはまた後で出てきます。
(06/05 2003)
逆にわかりやすいという意見もありますし、個人差もあると思います。 ついて来れないレベルではないと思いますので、 これにとりあえずついて来れるよう努力してください。 わからなくなった場合どうしたら良いか、に関しては例えば以下を参照してください。
また、もし何も予習をしていない状態で、講義中に全てを理解したい、 というのであれば、それは少なくとも大学の講義に関しては あまりよい姿勢とは言えないと思います ( cf.「大学の講義について」)。
高校で既に習っていることを聞いている学生ならば
講義中に理解できるかもしれませんが、
それは「その講義に対して十分に予習をしてきたようなもの」だからです。
どんな学生にとっても、知らない分野の大学の講義は講義中には理解できるような
ペースでは進みません。
そのために大学の講義では、講義時間と同じ位の時間自分で勉強をすることが必要、
とされているのです。
(06/05 2003; 06/14 2003 修正)
基礎数理 III は基礎数理 I の続きですが、 基礎数理 III では基礎数理 I のようなクラス分けを行なわないため 確かに難しいと感じる人は多いかも知れません。 基礎数理 III がクラス分けされず、ある程度難しい講義であるのは、
また、大学の講義は確かに難しいかもしれませんが、
逆に考えれば難しいからわざわざ勉強する価値があるのだろうと思います。
難しくなければ大学に来なくても勉強できるでしょう。
その難しいものをクリアして、それを身につけ、
自分を少しずつパワーアップさせて行くんだと考えたらどうでしょうか。
そうすればむしろ難しい講義ほど必要だ、と考えることも出来るでしょう。
(06/16 2003)
現在講義中に割と例題や宿題を出していてその解答を説明しています。
これ以上のことを私に求めるのは甘えすぎだと思います。
問題をやりたければ、自分で問題を探してやってください。
また、「テスト用」というのはよくわかりませんが、
そもそもテスト対策というのは私ではなくて、
あなた方がやるんではないでしょうか。
(06/16 2003)
今の講義室よりも広い講義室は、うちの大学には S1 大講義室しかありませんが、
そこは板書形式の講義が非常にやりにくく、今の形式の私の講義には向きません。
クラスを 2 クラスに分けて 2 回講義を行う、という手もありますが
(以前そうやったこともありました)、
講義に出席している人数は実際は約 70 名程度なので、
現在の教室でも少しも狭くはないと思います。
(06/16 2003)
学籍番号欄についてはすぐに改善したいと思います。
解答欄は改善しにくいので、もし狭いようであれば裏に書いてください。
(06/05 2003)
残念ながら、「全くわからない」と言われても、ああそうですか、とか、
一から勉強してください、としか言いようがありません。
わからない場合にどうするか、については
「大学の講義について」 も参照してください。
(06/16 2003)
まあそういうものでしょう。
今後、高校では習っていない事柄が出てくるので、
更に難しくなって来ると思います。
(06/16 2003)
このページを見ているなら多分説明の必要はないでしょうが、
私のページからすぐにたどれるようになっています。
私のページは工科大のページからたどってください。
(それくらいはできません ?)
(06/16 2003)