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平成 13 年 7 月 18 日
過剰な連立一次方程式の最小自乗解
新潟工科大学 情報電子工学科 竹野茂治
過剰な連立一次方程式
(
) は、一般には解を持つとは限らない。これの最小自乗解、すなわち
自乗誤差
を最小にする
を求めることを考える。
命題 1
そのような
がただ一つに決まるのは、
の列ベクトル
が一次独立のとき、そしてそのときのみであり、その場合、そのような
は連立方程式
で与えられる。
証明
一般の場合も同様なので、
,
で行う。方程式を
として考える。つまりこの場合
である。自乗誤差は
である。2 変数関数の極大極小の理論により、その最小値を与える停留点は
となる点
であり、
なので、よって、
を満たすものがその停留点となる。
なので、これが 0 になるのは
,
,
, すなわち
となるとき、つまり
の列ベクトル
と
が平行であるとき、となる。
それ以外の場合には方程式
によって一意に停留点が求まる。
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Shigeharu TAKENO
2001年 8月 17日