11 最後に
今年 (2007 年度) の応用数理 A の講義では、
前半の方に時間を取られてしまい、
後半のラプラス変換はほとんど進まなかった。
よって、t sin t
のラプラス変換もほとんど話ができなかったので、
簡単にまとめようと本稿を書き始めたのであるが、
いくつか個人的におもしろい性質も知ることができたし、
色んな計算の手法も盛り込むことができたので、
それなりに講義の補足にはなるのではないかと思う。
なお、私個人はラプラス変換にはそれほど詳しくはないので、
よりシンプルな、うまい計算方法などがあるかもしれない。
それらについては、
工学部向けのラプラス変換の演習書などを参照するといいだろう。
竹野茂治@新潟工科大学
2008年3月18日