この場合、
は、
以外の特性族に出る front の世代は 以上で、
(55) より
の
世代も 以下となり、よって は
を
含まない。 は のうち 以上のものがあれば
それを含むが、結局
となり Lemma 7.2 (ii) により (53) の 1 本目
が得られる。
は、
の形に書ける。以後この
(
59)
を考える。
(55) より、
となる。
3.6 節の 2. を除いた 5 通りで場合分けし、
まず 1. の , ,
のときを考える。
の場合は
だが
で、 と
は
世代が同じなので、結局 とそれらの大小関係は
(
60)
となる。よって、この場合、
となる。
の場合も と 等を入れかえるだけで
同様の評価ができ、結局いずれの場合も
(
61)
が得られる。
次は 3. の , ,
の場合。
の場合は
で、
の場合は
なので、いずれの場合も、
となって (61) が得られる。
5. の場合は、3. の場合の と の入れかえなので、
同じく (61) が得られる。
次は 4. の , ,
の場合。
ならば明らかに
となり (61) が成り立つので、
の場合を考える。
の場合は
で、
の場合は
なので、
いずれの場合も、
となって (61) が得られる。
6. も、4. の と の入れかえなので、
同じく (61) が得られる。
よって、[A-2] の場合はすべて (61) が
成り立ち、、(58), (61) により、
となり、Lemma 7.2 (ii) より (53) の 2 本目が得らえることになる。
竹野茂治@新潟工科大学
2020-06-03