21.1.2 Linecolor variable

lc variable は、入力データの一つの列から読んだ値を線種 (linetype) の 番号として使い、その線種に属する色を使うようプログラムに指示します。よ ってこれは、using 指定子へ対応する列の指定の追加を必要とします。 ls variable は、入力データ列から読み込んだ値が線種でなく linestyle 番号として解釈されることを除いて同じことをします。文字の色も同様に、 tc variable で指定できます。

例:


     # データの 3 列目を、個々の点に色を割り当てるのに使用
     plot 'data' using 1:2:3 with points lc variable


     # 一つのデータファイルには複数のデータ集合を入れることが可能で、
     # それらは 2 行の空行で分離されています。個々のデータ集合には
     # index 値が割り当てられていて (以下参照: `index`)、using 指定の
     # column(-2) で取得できます。以下参照: `pseudocolumns`。以下の例
     # は -2 の column 値を使って、個々のデータ集合を異なる線色で描画
     # します。
     plot 'data' using 1:2:(column(-2)) with lines lc variable

竹野茂治@新潟工科大学
2024-12-02