128.2.1 Caca limitations and bugs

caca 出力形式には、既知のバグと制限があります:

Unicode のサポートは、ドライバと出力形式依存です。 "x11" バックエンドは libcaca version 0.99.beta17 から unicode をサポ ートしていますが、libcaca < 0.99.beta20 でのバグのため、"slang" ド ライバは unicode をサポートしていません。 libcaca < 0.99.beta19 には、不正な 8 ビット列を与えると無限ループを引 き起こすというバグがあることに注意してください。

明るい背景色は点滅することがあります。

マウス操作では修飾キーはサポートしません。以下参照: term caca (128.2)

拡張文字列の回転、および透明化はサポートしていません。size オプション は、オンスクリーンディスプレイでは考慮されません。

凡例 (key) の箱を正しく描くには、以下のようにしてください:


     set key width 1 height 1

拡張文字列の位置合わせは、UTF-8 文字列が含まれている場合はうまくいきま せん。 Windows のコンソールウィンドウのリサイズは、libcaca のバグのため正しく 機能しません。 タイトル行の上で "X" をクリックしてターミナルウィンドウを閉じる機能は wgnuplot を終了させてしまいますので、ウィンドウを閉じるには "q" を打 ってください。

竹野茂治@新潟工科大学
2024-12-02