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等高線間の塗り潰し (contourfill)

3 次元描画スタイル with contourfill は、1 つの pm3d 曲面を、z 軸に垂 直な平面群で区切られる断片に切り分けます。コマンド set contourfill は、区切る平面群の配置と個々の断片に割り当てる色を制御します。

書式:

     set contourfill auto N          # zrange を N 等分した断片に
     set contourfill ztics <level>   # 各 z 軸刻みの位置で切り分け
     set contourfill cbtics <level>  # 各 cb 軸刻みの位置で切り分け
     set contourfill {palette | firstlinetype N}

デフォルトは set contourfill auto 5 palette で、これは現在の z 軸の 範囲を 5 等分し (6 つの平面で区切る)、各断片にその z の中点に対応する パレットの色を割り当てます。

オプション ztics, cbtics は、zrange の分割を、主目盛り (レベル 0) による切り分け、または副目盛り (レベル 1)、またはユーザが明示して指定 する他のレベルの目盛りの集合による切り分けに配置します。例えば、主目盛 り、副目盛りとは独立に z=2.5, z=7, z=10 に指定して切り分けるには、以下 のコマンドを使用します。

     set ztics add ("floor" 2.5 3, "boundary X" 7 3, "ceiling" 10 3)
     set contourfill ztics 3
     set ztics scale 1, 0.5, 0, 0, 0

断片の色付けにパレットを使いたくない場合は、任意連続する線種の範囲を選 択し、それらに望む色の列を割り当てることができます。

     set for [i=101:110] linetype i lc mycolor[i]
     set contourfill firstlinetype 101

set contourfill palette でパレットによる色付けに復帰できます。