81.2 例 (Example)


    以下を call すると:
        MYFILE = "script1.gp"
        FUNC = "sin(x)"
        call MYFILE FUNC 1.23 "This is a plot title"
    呼び出されたスクリプト内では以下のようになり:
        ARG0 は "script1.gp"
        ARG1 は文字列値 "sin(x)"
        ARG2 は文字列値 "1.23"
        ARG3 は文字列値 "This is a plot title"
        ARGC は 3
    そのスクリプト内では以下のようなものを実行できる:
        plot @ARG1 with lines title ARG3
        print ARG2 * 4.56, @ARG2 * 4.56
        print "This plot produced by script ", ARG0

この例の ARG1 は文字列なので、それはマクロとして参照しなければいけませ んが、ARG2 はマクロ参照でも (数値定数になる)、変数のままでも (文字列 "1.23" が実数値に自動的に変換された後の同じ数値になる) 構わないことに 注意してください。

シェルスクリプトで gnuplot をコマンドラインオプション -c つきで実行 することで、これと同じことを直接行うこともできます:


    gnuplot -persist -c "script1.gp" "sin(x)" 1.23 "This is a plot title"

竹野茂治@新潟工科大学
2024-05-31