87.12 等高線ラベル (cntrlabel)

書式:
     set cntrlabel {format "format"} {font "font"}
     set cntrlabel {start <int>} {interval <int>}
     set contrlabel onecolor

set cntrlabel は、凡例内 (デフォルト) か、splot ... with labels の 際のグラフ上の等高線のラベルを制御します。後者の場合、ラベルはラベル記 述属性の "pointinterval" に従って各等高線に沿って配置されます。デフォ ルトではラベルは等高線を構成する 5 番目の線分の上に置かれ、20 個の線分 毎に繰り返されます。 このデフォルトは、以下と同じです:

     set cntrlabel start 5 interval 20

これらの値はコマンド set cntrlabel で、あるいは splot コマンドに間 隔を指定することで変更できます:
     set contours; splot $FOO with labels point pointinterval -1

間隔を負の値に設定すると、ラベルは各等高線に 1 つだけつきます。しかし set samplesset isosamples が大きな値の場合は多くの等高線をラベ ル一つだけで描きます。

凡例 (key) には、等高線ラベルをそれぞれの線種 (linetype) を使用して書 きます。デフォルトでは、線種自身が各等高線のレベルを与えるので、それぞ れに対する別々のラベルが現れます。コマンド set cntrlabel onecolor は すべての等高線を同じ線種で描画するので、凡例には一つのラベルのみを書き ます。このコマンドは、古いコマンド unset clabel を置き換えるものです。

竹野茂治@新潟工科大学
2015年1月5日