書式:
set terminal windows {color | monochrome} {enhanced | noenhanced} {{font} "fontname{,fontsize}" {<fontsize>}} {title "Plot Window Title"} {size <width>,<height>} {position <x>,<y>} {close}
color, monochrome は、カラー出力か白黒出力かの選択で、 enhanced は拡張文字列処理 (enhanced text mode) の機能 (上付文字、下 付文字やフォントの混在) を有効にします。詳細は、以下参照: enhanced (p. )。 "< fontname> " は有効な Windows のフォント名で、< fontsize> はポイ ント単位でのフォントの大きさです。 size はウィンドウのピクセル単位での幅と高さを、position はウィンド ウの原点、すなわち左上角のスクリーン上のピクセル単位での位置を定義しま す。これらのオプションは、WGNUPLOT.INI ファイル (以下に記述) によるデ フォルトの設定を上書きします。
他のオプションもグラフメニューか初期化ファイルで設定できます。
Windows 版は、非対話型モードでは通常、コマンドラインから与えたファイル の最後に達すると直ちに終了しますが、コマンドラインの最後に - を指定 した場合は別です。また、このモードではテキストウィンドウは表示せず、グ ラフのみの表示となりますが、オプションとして -persist (x11 版の gnuplot と同じオプション; 従来の Windows のみのオプション /noend や -noend を使うこともできます) を指定すると gnuplot は終了しなくなりま す。この場合他の OS での gnuplot の挙動とは異なり、-persist オプション 後も gnuplot の対話型コマンドラインを受け付けます。
gnuplot 出力形式を他のものに変更しても、描画ウィンドウはそのまま残りま
すが、set term windows close で描画ウィンドウを閉じることができます。