51.52 Pm

pm ドライバは、グラフが描画される OS/2 プレゼンテーションマネージャ ウィンドウを提供します。そのウィンドウは最初のグラフが描画されたときに 開かれます。このウィンドウは印刷、クリップボードへのコピー、いくつかの 線種や色の調整のための機能、そしてそれ自身のオンラインヘルプを持ってい ます。multiplot オプションもサポートされています。

書式:

     set terminal pm {server {n}} {persist} {widelines} {enhanced} {"title"}

persist を指定すると、各グラフはそれぞれ自身のウィンドウを持ち、その すべてのウィンドウは gnuplot が終了した後も開いたままになります。 server を指定すると、全てのグラフは同じウィンドウ内に現われ、それは gnuplot 終了後も開いたままになります。このオプションは、さらに追加の 数引数を取り、その数字はサーバプロセスのインスタンスになります。よって 同時に複数のサーバウィンドウを使うことができます。

widelines を指定すると、全てのグラフは幅の広い線で描かれます。 enhanced が指定されると enhanced postscript オプション (詳細は、 以下参照: set terminal postscript enhanced (p. [*])) と同じ書式で上付き文字や 下付き文字、複数のフォントを使うことができます。基本的な PostScript フ ォントのフォント名は 1 文字に省略できます。

title を指定すると、それは描画ウィンドウのタイトルとして使われます。 それはサーバインスタンス名としても使われ、それは追加の数引数を上書きし ます。

線の幅は set linestyle で変更できます。

竹野茂治@新潟工科大学
2009年9月7日