書式:
set terminal be {reset} {<n>}
複数のグラフ描画ウィンドウをサポートしています。set terminal be < n> は番号 n のウィンドウに出力します。n> 0 の場合、その番号はウィンドウタ イトルとアイコン名に gplt < n> として付けられます。現在のウィンドウは カーソル記号の変化で区別できます (デフォルトカーソルから十字カーソルへ)。
gnuplot ドライバが別な出力ドライバに変更されても、描画ウィンドウは開 いたままになります。描画ウィンドウは、そのウィンドウにカーソルを置いて 文字 q を押すか、ウィンドウマネージャのメニューの close を選択すれば 閉じることができます。reset を実行すれば全てのウィンドウを一度に閉じ れます。それは実際にウィンドウを管理している子プロセスを終了します (も し -persist が指定されていなければ)。
描画ウィンドウは -persisit オプションが与えられていなければ、対話の 終了時に自動的に閉じられます。
描画サイズとアスペクト比は、gnuplot のウィンドウをリサイズすることで も変更できます。
線の幅と点のサイズは gnuplot の set linestyle で変更可能です。
出力ドライバ be に関しては、gnuplot は (起動時に)、コマンドライン、 または設定ファイルから、geometry や font, name などの通常の X Toolkit オプションやリソースの指定を受け付けます。それらのオプションについては X(1) マニュアルページ (やそれと同等のもの) を参照してください。
他にも be 出力形式用の多くの gnuplot のオプションがあります。これ
らは gnuplot を呼ぶときにコマンドラインオプションとして指定するか、
または設定ファイル ".Xdefaults" のリソースとして指定できます。これらは
起動時に設定されるので、gnuplot 実行時には変更できません。