34.1.2.1 Array
バイナリファイルの標本の配列の大きさを設定します。座標は gnuplot が生
成してくれます。各方向の次元を表す数、すなわち配列のサイズを少なくとも
一つは指定しなければいけません。例えば array=10x20 は、2 次元で最初
の次元方向 (x) には 10 点、2 番目の次元方向 (y) には 20 点の標本化デー
タがあることを意味します。特別な "数字" として Inf を、ファイルの終
了までデータが続くことを示すのに使えます。複数のデータのサイズ指定を分
離するのに、コロンを使うことができます。例えば array=25:35 は 2 つの
1 次元データがファイルの中にあることを意味します。そのコロンの意味は他
の <
binary list>
内のキーワードにも影響を与え、それぞれが個々のデータ
に対応するように意味を持つようになります。
今のところ、3 次元までの配列が書式として許されていますが、3 次元配列を
扱うための規則はまだ何も用意されていません。
竹野茂治@新潟工科大学
2009年9月7日