書式:
set linestyle <index> {linetype | lt <line_type>} {linewidth | lw <line_width>} {pointtype | pt <point_type>} {pointsize | ps <point_size>} set nolinestyle show linestyle
線種と点種現在の出力装置が持つデフォルトの種類から選ばれます。線幅と点 の大きさはデフォルトの幅、大きさに対する乗数です (しかし、ここでの point_size は、set pointsize で与えられる乗数には影響を受けないこ とに注意してください)。
線種と線幅のデフォルトの値はそのラインスタイル番号 (index) です。幅と 大きさのデフォルトの大きさはどちらも 1 です。
このようにつくられるラインスタイルは、デフォルトの型 (線種, 点種) を 別なものに置き換えることはしないので、ラインスタイル、デフォルトの型、 どちらも使えます。
全ての出力装置が linewidth や pointsize をサポートしているわけでは ありません。もしサポートされていない場合はそれらのオプションは無視され ます。
この機能は完全に実行されるとは限らないことに注意してください。このよう に定義されるラインスタイルは、'plot', 'splot', 'replot', 'set arrow' などでは使えますが、'set grid' のように、デフォルトの番号 (index) を 使うことが許されているようなコマンドでは使えません。
例: 以下では、番号 1, 2, 3 に対するデフォルトの線種をそれぞれ赤、緑、青とし、 デフォルトの点の形をそれぞれ正方形、十字、三角形であるとします。このとき 以下のコマンド
set linestyle 1 lt 2 lw 2 pt 3 ps 0.5
は、新しいラインスタイルとして、緑でデフォルトの 2 倍の幅の線、および 三角形で半分の幅の点を定義します。また、以下のコマンド
set function style lines plot f(x) lt 3, g(x) ls 1
は f(x) はデフォルトの青線で、g(x) はユーザの定義した緑の線で描画しま す。同様に、コマンド
set function style linespoints plot p(x) lt 1 pt 3, q(x) ls 1
は、p(x) を赤い線で結ばれたデフォルトの三角形で、q(x) は緑の線で結ばれ た小さい三角形で描画します。