書式:
set format {<axes>} {"<format-string>"} set format {<axes>} {'<format-string>'} show format
ここで、axes (軸) は x, y, z, xy, x2, y2、または何も指定 しない (xy と同じ) かのいずれかです。刻みの見出しの文字列の長さ ('printf' で整形された後の) は 100 文字まで、と制限されています。 書式文字列 (format-string) を省略した場合、それはデフォルトの "%g" に なります。LaTeX ユーザにはよく "$%g$" が好まれます。空の文字列 "" を 指定した場合、刻み自身は表示されますが見出しはつきません。すべての刻みを 消すには set noxtics や setnoytics を使用してください。
改行文字 (n) も書式文字列で使えます。それを解釈させるには、単一引用符 (') でなく (") を使ってください。syntax の項も参照してください。
デフォルトの書式文字列は両軸とも "%g" ですが、"%.2f" や "%3.0em" などの 書式が好まれることも多いでしょう。倍精度小数に対して 'printf' と出力装置が 受けつけることができる書式であればそれは正しく動作するでしょう。他にも いくつかのオプションが追加されています。書式文字列が浮動小数に対するものの ようであれば gnuplot は妥当な文字列に変換しようとします。
"%" が頭につかない文字はそのまま表示されます。よって、書式文字列内に スペースや文字列などを入れることができます。例えば "%g m" とすれば、 数値の後に " m" が表示されます。"%" 自身を表示する場合には "%g %%" の ように 2 つ重ねます。
刻みに関するより詳しい情報については set xtics を参照してください。