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6 Command-line-editing

コマンドライン編集は Unix, Atari, VMS, MS-DOS and OS/2 上の gnuplot でサポートされています。履歴 (ヒストリ) 機能で、以前のコマンドを編集し 再実行することも出来ます。コマンドラインの編集後は、カーソルがどこにい ても改行や復帰キーによって行全体が入力されます。

(gnuplot における readline 関数は、GNU Bash や GNU Emacs で使われる readline 関数と全く同じではありません。もし、GNU 版を望むなら、コンパ イル時に gnuplot 版の代わりに選択できます)

編集コマンドは以下の通りです:

コマンド行編集コマンド
文字 機能
  行編集
^B 1 文字前へ戻す
^F 1 文字先へ進める
^A 行の先頭へ移動
^E 行の最後へ移動
^H, DEL 直前の文字を削除
^D 現在位置の文字を削除
^K 現在位置から行末まで削除
^L, ^R 壊れた表示の行を再表示
^U 行全体の削除
^W カーソル手前の単語から行末まで削除
  履歴
^P 前の履歴へ移動
^N 次の履歴へ移動

IBM PC では、行編集用に DOSEDIT とか CED などの TSR (常駐) プログラム を使いたいと思うかも知れません。デフォルトの makefile はこれを仮定して いて、gnuplot はデフォルトでは行編集機能無しでコンパイルされます。も し gnuplot の行編集機能を使用したければ、makefile の READLINE をセッ トしてリンクファイルとして readline.obj を追加してください。IBM PC と Atari 版で readline を使う場合は以下のキーも使えます。

矢印キー 機能
左 (←) ^B と同じ
右 (→) ^F と同じ
Ctrl + 左 ^A と同じ
Ctrl + 右 ^E と同じ
上 (↑) ^P と同じ
下 (↓) ^N と同じ

Atari 版の readline は更にいくつかのエイリアスが定義されています:

キー 機能
Undo ^L と同じ
Home ^A と同じ
Ctrl Home ^E と同じ
Esc ^U と同じ
Help `help' + return
Ctrl Help `help '

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Shigeharu TAKENO
2003年 1月 16日