next up previous contents
Next: 36.1.3 Matrix Up: 36.1 Data-file Previous: 36.1.1 Binary

36.1.2 Example datafile

以下は3 次元データファイルの描画の単純な一つの例です。


     splot 'datafile.dat'

ここで、"datafile.dat" は以下を含むとします:


     # The valley of the Gnu.
        0 0 10
        0 1 10
        0 2 10


        1 0 10
        1 1 5
        1 2 10


        2 0 10
        2 1 1
        2 2 10


        3 0 10
        3 1 0
        3 2 10

この "datafile.dat" は 4*3 の格子 (それぞれ 3 点からなるブロックの 4 つの行) を定義することに注意して下さい。行 (データブロック) は 1 行の 空行で区切られます。

x の値はそれぞれのデータブロックの中で定数になっていることに注意して下 さい。もし y を定数の値とし、隠線処理が有効な状態で描画すると、その曲面は 裏返しで書かれることになります。

格子状データ (grid data) に対して、個々のデータブロック内で x の値を定 数としておく必要はありませんし、同じ場所の y の値を同じ値に揃えておく 必要もありません。gnuplot は個々のデータブロック内の点の数が等しいと いうことを必要としているだけです。

しかし、等高線を導くのに用いられる曲面の網目は、対応する点を列的に選んで 結ぶため、不揃いの格子データに対する曲面の描画への影響は予想できません。 それはケースバイケースの原理でテストすべきでしょう。


next up previous contents
Next: 36.1.3 Matrix Up: 36.1 Data-file Previous: 36.1.1 Binary
Shigeharu TAKENO
2003年 1月 16日